それこそが民主主義の危機だった――外圧と知的欺瞞が生んだ世界不安

米国政府を動かした外圧によって、日本の政策選択は脅迫の下に歪められた。
それを「民主主義」と呼ぶ学者や記者の言説こそが、真の民主主義の危機である。
日本を弱体化させ続けた結果が、全体主義国家の増長と、現在の不安定な世界を生んだ。

私は君たちに教えてあげるが、それこそが民主主義の危機だったのだ。
2016-01-05

最終的にビル・ゲイツは、米国政府を強力に動かした。
もし日本国政府が、上記の政策を止めなければ、
米国は、日本が誇る生産品、すなわち自動車やテレビ、ビデオレコーダーなどに、
高率の関税を課すと脅したのである。

ことここに至って、さしもの自民党の政治家たちも、ギブアップした。

私は、コロンビア大学のジェラルド・カーチスという、やくざの親分に例える男と、
その子分の姉御二人、キャロル・グラックとアレクシズ・ダデンに言う。
そんな態様を、君たちは民主主義だと言うのか。

私は君たちに教えてあげるが、
それこそが民主主義の危機だったのだ。

そうして日本を叩き続け、弱体化させたことが、
共産党の一党独裁という悪以外の何物でもない連中や、
全体主義そのものを行い続けている国家の、増長と乱暴狼藉を許した。

その結果として、極めて不安定な今の世界が作られたのである。

それを作ったのは、他の誰でもない。
君たち自身である。

君たちが、たった二週間で、
コピペした文章で作った日本国憲法が、
どれほど滑稽な代物かは、君たち自身が一番よく知っているはずだ。

この極めて滑稽な憲法の制約の中で、
安倍首相は、
共産党の一党独裁主義者たちが、
アジアを、ひいては世界を制覇しようとする策謀に立ち向かった。

安倍首相は、
これ以上ない、最高に優秀な政治家の家系に生まれた人物である。
君たちのように、下らぬ受験勉強や、
マルクス経済学などという毒に侵される必要は、全くなかった。

ただひたすら現実を見て、
日本国を守り、発展させ、
ひいては恒久的な世界平和を実現するには、
何をすべきかを考え抜き、首相になった人物である。

その彼が、
幼稚園児以下の作文に等しい日本国憲法という制約の中で、
悪の策謀を阻止した。

それを、ジェラルド・カーチスは、
「日本の民主主義の危機」などと、ぬかしたのである。

こんな戯けた話を、
日本経済新聞社のニューヨーク特派員である女性記者は、
ありがたい御託宣として、伝えた。

この女性のような在り様の方が、
ジェラルド以上に、世界平和にとっての悪ではないかと、
私は近頃、思うのである。

この稿、続く。

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