京都が世界一の都市である事の理由の一端。

大覚寺・大沢池で遭遇した一瞬の奇跡。
何十回と通いながら一度も見なかったカワセミとの邂逅が示す、京都という都市の底知れぬ奥行き。

京都が世界一の都市である事の理由の一端。
2016-02-01
数匹のカワウを撮って歩き出した、その時である。
何と、カワセミが現れた。
あの独特の、水面すれすれを飛ぶ飛び方で、目の前に現れたのである。
渓流の真珠と称えられる、あの美しいブルーをきらめかせながら。
大沢の池には、私は毎年、何十回と通っていた。
にもかかわらず、ただの一度もカワセミを見たことがなかった。
池の端の木の枝に止まったのを見届け、向かおうとしたその瞬間、
元気のいいお兄さんが、ランニングでこちらに向かって来た。
当然ながら、カワセミは逃げ出す。
池の向こう側の端の木へ向かったのが見えた。
私は予定を変更し、カワセミを追うことにした。

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