〈愛があるから〉という空理空論の完成形

君が代起立斉唱を拒否した大阪府立高校君が代起立斉唱を拒否した大阪府立高校教員の敗訴判決をめぐり、「愛があるから戦わない」という論理の欺瞞を暴く。
信仰や反戦を盾にした御都合主義的思考が、大人の空理空論として完成していることを鋭く批判する。

2016-02-02
舞台は飛んで大阪である。
卒業式における国歌君が代の起立斉唱を拒んだ大阪府立高校教員が減給処分の取消しと慰謝料二百万円を求めた裁判の判決が出た。
請求は棄却された。
すなわち敗訴である。
原告は起立斉唱を拒んだ第一原因はクリスチャンとしての信仰だと言った。
しかし府立高校教員の中でクリスチャンは彼一人ではない。
では他のクリスチャン教員はすべて背教徒なのか。
おそらく彼はこう答えるだろう。
他のクリスチャン教員とは戦わない。
自分には〈愛があるから〉と。
ならばこうも言えばよい。
自分を処分した大阪府とも戦わない。
自分には〈愛があるから〉と。
汝の敵を愛せよである。
この御都合主義的教員は起立の強制は戦前教育につながるとも言った。
爆笑ものの小理屈である。
もし彼が私に文句を言ってきたならこう答えよう。
あなたとは戦わない。
私にはあなたに対する〈愛があるから〉と。
こうした空理空論の大人版が出てきたのである。

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