メディアを押さえれば国家は動くという危険な現実
海・空・陸の元司令官3人が語った国防の現実は、中国共産党政権の覇権的野望と、それに呼応する日本国内のメディアと知識人層の劣化を鮮明にした。
歴史の偽造、領土侵奪、世論戦を進める中国に対し、日本がいかに脆弱な情報空間に置かれているか。
その根本原因は、朝日新聞を筆頭とするメディアが思想的に攻略されてきた事実にある。
2016-02-05
海空陸それぞれの元司令官三人が語ってくれた国防の現実は戦後七十年を経て国会で決議された自衛権および集団的自衛権の法案がいかなる状況下で必要とされたのかを現場からまざまざと示すものであった。
共産党の一党独裁国家は自らの野望のために歴史の真実を平然と偽造するだけでなく南シナ海では国際法を無視してサンゴ礁を破壊し岩礁を埋め立て自国の領海化を進めてきた。
東シナ海では尖閣諸島を自国領と宣言し連日のように海空から日本の隙を窺いさらに沖縄まで中国領とする野望を人民日報が書き立てるに至った。
これと呼応するように沖縄では翁長知事が誕生した。
その背景に沖縄二紙の存在があったことはもはや歴史的事実である。
岩手版朝日新聞が井上ひさしの思考の根幹であったことは彼の言動を見れば一目瞭然であり大江健三郎とともに荒唐無稽な虚構を信じ込んでいた事実がそれを物語っている。
同種の思考構造を持つ者たちが最低限の国防法制を戦争法案などと呼び立てている現実は中国や韓国に専横されている状況そのものである。
CIAを持たない日本にとってこの状況は極めて危険である。
何故なら先ずは朝日を筆頭にしたメディアを洗脳すればすべては事足りる有様だったのだから。