ドイツを持ち出す違和感――直感が告げた危うさの正体
テレビ番組で日本の在り方を語る際、執拗にドイツを引き合いに出す言説に覚えた直感的な違和感。その背景には、戦後日本をホロコースト国家になぞらえる国際的な情報操作があった。ドイツ世論の反日化という衝撃的事実に至る経緯を補注として記す。
2016-02-07
昨日書いたことについて、1月30日に発信した論文に補注として書き加える。
*から*が加筆の箇所である。
姜尚中の日本名を確認しようとして、ウィキペディアを検索した。
私が彼を初めて知ったのは、実業家として仕事に没頭していた日々に、たまたま観たテレビ朝日の朝まで生テレビだった。
観た瞬間に、私はこの男の怪しさを直感したことは、すでに書いた通りである。
*何故、直感したかと言えば、この男は日本がどうあるべきかを語る話題の際に、しきりにドイツを持ち出すのである。
彼や、すでに韓国政府やCIA、中国政府やCIAに操作されていた朝日などを筆頭にしたマスメディア関係者以外の、99%の日本国民にとって、ドイツは遥かに遠い国であり、日常で意識することなど全くない国だからである。
一部のベンツなどのドイツ車愛好者を除けば、ドイツは日本とはほとんど関係がない。
99%の日本人にとって、ドイツを意識して人生を送ることなど100%ない。
彼は朝まで生テレビだけでなく、報道ステーションなどにも頻繁に出演し、ドイツやワイツゼッカーの名を繰り返し口にしていた。
一昨年の8月以来、朝日新聞の捏造報道を利用して、韓国と中国が国際社会で日本の価値を貶める運動を執拗に続けていることも明らかになった。
彼らは、ホロコーストを犯したドイツになぞらえて、日本を貶め続けていたのである。
これにドイツの有力紙と有力記者たちは、日本を自分たちと同じ大犯罪人の列に加え、自らの罪を軽減しようとする下種な精神で、反日に満ちた記事を書き続けた。
その結果が、ドイツの世論調査で約50%が反日思想を持っているという、晴天の霹靂の事実だったのである。
この稿続く。