資料を集め、検証するという矛盾――朝日シンパ世代の自己撞着

朝日新聞が流布してきた反日言説の中で育った若い論者たちは、資料収集や検証姿勢を評価されながらも、無意識のうちに日本と台湾・韓国が「合邦国家」であった事実を認めてしまっている。思想と史実の齟齬を浮き彫りにする一章。

2016-02-07

昨日、ジョン・レノンとヨーコ・オノの名曲の一つである「Angela」を、櫻井よしこさん、世界中の読者、そして閖上のみんなに贈ったことは言うまでもない。
朝日新聞が執拗に繰り返してきた百人斬り、南京大虐殺、従軍慰安婦、強制連行といった話は、本当に幼稚で悪辣な所業である。
それらは、GHQの洗脳に、ぐちゃぐちゃの左翼思想が混ざった結果であり、左翼崩れの人間たちが作り上げた思想の産物である。
戦後七十年、韓国は反日教育を行い続けてきた。
しかし日本が朝鮮半島を併合していた三十五年間が存在したことは、歴史的事実である。
今、朝日新聞社のシンパには、若造としか言いようのない人間たちが集っている。
かつて大家と称されてきた人間たちの名前を、ほとんど目にしなくなったことに、朝日の購読者は気づいているはずだ。
その中に、小熊英二という人物がいる。
彼は、資料収集に熱心で、その資料を検証する態度が評価されているらしい。
その論文は天皇制批判的な内容だったが、万世一統論を批判する中で、日本がかつて合邦国家であった時代を思い出すべきだと指摘していた。
つまり彼は、台湾や韓国と日本が合邦国家であったことを、無意識に認めていたのである。
合邦国家だったからこそ、日本は三十五年間、国家予算の二割を超える資金を投じ、朝鮮半島に莫大なインフラ整備を行ったのである。
この稿続く。

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