円山公園に舞い降りた中東の旅鳥――サバクヒタキとの遭遇

円山公園で出会った見知らぬ野鳥は、調べてみると中東原産のサバクヒタキだった。京都の一角で地球規模の渡りを実感する、忘れがたい一日となった。

2016-02-09

昨日の朝、NHKを見ていた日本国民は、皆、驚いたはずである。
「座ってばかりいると、寿命が縮む……」。
昨日は快晴だったから、私たちは一目散に京都に向かった。
祇園に在る、とても気に入っているレストランで、美味しくてリーズナブルな昼食を済ませた。
近所に在るスタバでコーヒーを飲んだが、私の好きなグアテマラ・アンティグアはなく、カフェ・ベロナだった。
一目散に昨日の場所に向かったのだが、野鳥の気配は感じられなかった。
そこで口笛を吹きながら入ってゆくと、シジュウカラが、今日は地面近く、目の前に現れて迎えてくれた。
その時、今まで見た事のない鳥が居る事に気づいた。
昨日はメジロが主役だったが、この日は別の鳥が主役だった。
シロハラ、アオジ、セキレイなど、六種類以上の野鳥が現れた。
帰る途中のバスや電車の中で、その鳥をスマホで調べた。
サバクヒタキという、中東を主な生息地とする鳥だった。
なんとまぁ、元々、中東の鳥が円山公園に居るとは、などと感嘆しながら帰宅したのであるが。

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