朝日新聞の悪辣さの正体――「肩書付き話者」による世論操作
朝日新聞の本質的な問題は、自らの思想に沿う発言をする人物を「教授」「専門家」といった肩書付きで登場させ、世論を誘導してきた点にある。その構造を明らかにする。
2016-02-10
朝日新聞などを購読し、テレビ朝日やTBSの報道を正しいと信じてきた人々が、全く気づいていない事実がある。
世界中が蛇蝎の如く忌み嫌い、何としても回避しようとしている日本型の長期デフレ。
その時代の矮小化と反比例するように、突然テレビに登場してきた人間たちがいた。
藻谷、真壁、浜といった元金融機関勤務者である。
朝日新聞の悪辣さとは、自分たちの思想通りに話してくれる人間を、肩書付きで登場させるところに在る。
教授、専門家という肩書が、日本国民の思考を停止させてきた。
彼らの多くは銀行系列の経済研究所にいた人間であり、最優秀選手ではない。
最優秀選手は企業経営や国家運営、医療の現場にいる。
朝日は、そうではない人間を使い、日本の世論を作ってきた。
日本は、もう二度と彼らに国を誤らせてはならない。
それが日本の使命である。