中国のハニトラ・マネトラの現実――「一度で終わり」にしなければならない理由

中国で行われる接待の実態は、日本の常識とは桁違いである。いわゆるハニートラップ、マネートラップは、数十万や数百万円の話ではなく、億単位の金銭や住宅、レクサスクラスの車を複数台提供するといった規模で行われる。好意的な言葉と過剰な歓待を繰り返されることで警戒心は薄れ、悪い印象を持たなくなっていく。しかし、こうした接待は一度でも受けてしまえば終わりであり、繰り返してはならないという警告が語られている。

でもやっぱり深いところにはね、向こうのハニトラ、マネトラの疑いというのは私は持ちますね。
皆さんの中には行ったことのある人もいるかもしれませんが、若い人はあまりないでしょう。
向こうの接待は本当に半端ではありません。
マネトラと言っても、日本で言う100万円という話ではなく、1億円という単位で、桁が一つ二つ違う形でやってきます。
家を買ってあげますよ、と平然と言う。
車だって、レクサスクラスを2台差し上げますよ、というレベルです。
そういう世界なのです。
そして「さすが〇〇先生、よく分かっていらっしゃる」と持ち上げながら、「軍国主義日本は嫌いだが、日本人とは親しくやりたい」と言って接待する。
気分良くさせられ、土産を渡され、チャイナドレス姿の若い女性が世話をし、人民日報や中連部の幹部が出てきたら、悪い印象など持たなくなってしまう。
それが繰り返されたら、もうダメなのです。
一度あったら、それで終わりにしなければならない。
この稿続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください