村上春樹は日本を代表する存在ではない— 歴史認識を欠いた言論者の危険性 —

村上春樹が日本を代表する作家であるという評価を全面的に否定し、日本の最優秀層とは何かを定義したうえで、彼の歴史認識の欠如と中国・韓国に迎合する言説の危険性を厳しく批判する論考。南京事件や朝鮮半島に関する発言を例に、日本の言論空間が抱える深刻な歪みを指摘する。

2017-03-13

村上春樹は日本を代表する優秀選手でなど全くないし、そうであるわけもないのである。
彼は早稲田大学を卒業して喫茶店を経営していた男である。
喫茶店経営を止めて、レイモンド・カーバーの翻訳を始めた。
その後の経緯については言及してきたとおりである。
日本を代表する最優秀選手は3つのカテゴリーに進むことを私は世界に伝えた。
一つは日本が世界に誇る企業群に入社して社長への道を歩む。
一つは霞が関に向かい、日本国の運営に携わる日本最高の官僚になる…その中から多くの者が自民党の政治家になっても行くのである。
一つは医者になって他者の命を救う。
およそ、新聞記者などや、これに同調している、いわゆる文化人たちになるようなものたちは、全く日本の最優秀選手ではないのである。
そうであっても、彼らは、日本国民の殆ど全員とは違って、言論で収入を得ている。
つまり、実業にはつかず、虚業で生計を立てていると言っても過言ではない。
そんな彼らが、日本の歴史について正しく知っていなければならないのは言うまでもない事である。
いわば、本を読むことが彼らの職業であると言っても過言ではないのである。
この点で、村上春樹は、特に最低の男である。
彼は日本の歴史を全く知らない。
つい70年前の戦争についても、事実すら知らない。
先年、彼は日本人は朝鮮半島人に永久に謝らなければならないという、信じがたい無知と愚かな言辞を朝日新聞に発表した。
そして、終に、今回の新作では、南京大虐殺が、本当の史実であったとして、30万人どころか、40万人説を持ち出した、として、ネットで大論争を巻き起こしているという。
昨日、私は京都から帰る列車の中で、月刊誌「歴史通」最新号を読んでいた。
こんな許されない歴史があった「シベリア・満州の悲劇」と題した大特集の中に、三段組みで150頁から10ページに渡る早坂隆さんの論文と、同じく160頁から11ページに渡る大高美貴さんの論文があった。
読み続けていて、大高さんの論文を読んでいた時、私は慟哭しそうになった。
その時、私は確信したのである。
村上春樹は中国や韓国のエージェントであると言っても過言ではない、と。
朝日新聞や毎日新聞などのメディは言うに及ばず、大江健三郎なども、そうであると言っても全く過言ではないだろうと。
この稿続く。

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