偶然が導いた大沢の池――カワセミ不在、セグロセキレイの来訪

天龍寺前で偶然目にした大覚寺行きのバス。予定を一瞬で変え大沢の池へ向かった先で出会ったのは、カワセミではなく、寒空の中で佇むセグロセキレイだった。嵐山から大覚寺へ、冬の一日の静かな転回を描く。

2016-02-17

そんなことを考えながら天龍寺の前に着いたら、目の前で大覚寺行きのバスが扉を開けていた。
一瞬で予定を変更し、飛び乗って大沢の池に向かった。
心の中では、カワセミに会えたら幸いだと思っていたのだが、カワセミの気配は全くなかった。
そんな私たちの目の前に現れたのが、以下のセグロセキレイである。
昨日は寒い日だったから、いかにも寒そうな姿で私たちを迎えてくれたのだった。

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