国連を支えたのは誰か――日本だけが肩代わりしてきた現実

日本は国連を国際社会そのものと信じ、圧倒的な資金を拠出し続けてきた。米国が分担金を停止した局面でも、国連維持を実質的に支えたのは日本であり、中国や韓国ではなかったという厳然たる事実を示す。

2016-02-21

日本がまるでヘイトスピーチに満ち溢れた国であるかのように言い募った人たちが、いわゆるNPO法人や日弁連などと一緒になって、わざわざ国連にまで出向いて、日本を攻撃する構図が完全に出来上がっている。
極めていびつで、おかしな組織である国連という存在を、国際社会そのものだと信じ込んでいる国は、日本以外にないだろう。
だからこそ日本は、実質的に世界最大規模の圧倒的な資金を、国連維持のために支払い続けているのである。
国連が極めていびつでおかしな組織であることは、この結果そのものが証明している。
通常、他国と比較してこれほど巨額の資金を提供している国は、国際社会で正しく認知され、尊敬を得ているはずである。
だが、日本の場合は全くそうではない。
冒頭に述べたような、日本を貶め、虐げたいと考えている個人や団体の思惑通りに、国連は平然と日本に対して勧告を連発する。
欧米諸国が日本のように国連を特別視していないことは、米国や英国といった常任理事国が、平然と分担金の支払いを止めることからも明白である。
自己都合や、国連が自国の意思に反した決議を出した時、あるいは中国やロシアの拒否権によって労多くして益なしに終わった時、米国は間髪を入れずに分担金の支払いを止めてきた。
それも一か月や二か月ではなく、年単位でである。
この間、米国の分まで肩代わりして国連の維持に努めたのは日本であって、中国や韓国では決してなかった。
この稿続く。

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