NHKは何を刷り込みたいのか――箕面小学校と北ヤード報道の異様さ

NHKが全国放送で流す不可解な文化報道の意図を問う。外務省が国連で真実を語り始めた直後のタイミング、オーストリア礼賛の演出、さらに箕面小学校の教室にカメラを入れ「北ヤードにサッカー場を作りW杯を誘致」と語らせた過去の報道を想起し、世論誘導の構造を告発する。

2016-02-22

それにしてもよくわからないのは、NHKの放送意図である。
日本人の大半が、別に大した関心を持っているわけでもない指揮者が、オーストリアの、たぶん田舎町で、世界の誰も知らないような田舎楽団を指揮したなどということを、全国放送で流す意図とは何なのか。
オーストリアは日本よりも上の文化国家であると言いたいようにも見える。
日本が文化的にオーストリアよりも下だなどと思っているのは、韓国や中国の人間たちぐらいしかいないだろう。
日本は悪いことをした国、日本人は悪い人間、一方、オーストリア人は、このとおり文化的、進歩的な国民ですよ、と日本人に刷り込むためか。
この楽団と演奏地は、前章のオーストリアの女性委員と、何か関係があるのではないか。
何と言ってもNHKは、札付きの活動家だった松井やより朝日新聞記者が、北朝鮮のスパイと一緒に開催した、これ以上ないほど悪辣な、traitorそのもののイベントだった「女性国際戦犯法廷」を、嬉々として中継した放送局なのだから。
外務省が目覚めて、日本のために働くことは都合が悪いのか。
産経新聞が報道するように、外務省がやっと真実を語りだしたことに対して、
中国が主導権を取り、あのオーストリアの女性委員などが賛成して、日本を批判する声明を出すらしい。
その時に、日本国民に対して、見てのとおり、佐渡裕という指揮者に演奏させるような文化国家であるオーストリアも賛成しているのだから、おとなしく従っていた方が良い。
そんな世論を作りたいのだろう。
中国や韓国は、自分たちの嘘をカバーするためにも、日本を非難する声明を出させようと、今ごろ必死で暗躍していることは間違いがないだろうから。
私が仕方なく、こうして、ここに登場したのも、その結果として命を失いかけたのも、考えてみればNHKの報道だった。
たった一人で三か月、関経連、同友会、大阪市役所を相手に戦い、
北ヤード第二期分の分譲を止めて緑の公園にするなどという突然の戯言については、
その馬鹿な考えを消滅させたと思っていた、ある日の夕刻、
箕面小学校の教室にカメラを入れて、生徒たちに、北ヤードにサッカー場を作ってワールドカップを誘致してください、などと言わせる、信じがたい番組を18時のニュースで報道したのもNHKだった。
この放送局には、実に怪しい部分が在るのである。

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