ヒラリー・クリントンへの公開書簡— 文明のターンテーブルを理解しない知性への断罪 —

日本と世界秩序に対する無理解と自己都合的発言を批判し、TPP、為替、対日認識を通じて「一流の知性」とは何かを問い直す公開書簡。

2016-02-26

ヒラリー・クリントンへ。
私は、あなたの知性がこれほど酷いものだとは、思ってもみなかった。
だが同時に、あなたが米国において一流の知性、本物の知性ではないということも理解した。
なぜなら、一流の知性、本物の知性であれば、神の摂理である文明のターンテーブルが回っている国、日本に対して、あのような無知と差別に満ちた発言を吐けるはずがないからである。
数日前、BSフジの「プライムニュース」という番組を観た。
この番組は、いま日本と世界が直面しているテーマを一つに絞り、二時間にわたって有識者の意見を聞くものである。
この日のテーマは円高だった。
メインゲストは、あなたとは違う、日本の本物の一流の知性だった。
彼は、日本の最高学府を最優秀の成績で卒業し、日本銀行に入行した人物であり、現在はシンクタンクの代表を務めている。
彼が語った内容は、あなたの二流の知性とは正反対の真実だった。
いまの円高は良くない円高である。
なぜなら、世界経済の突然の変調の中で、各国通貨が下落する一方、日本円だけが上昇しているからである。
あなたは、その知性の酷さゆえに、自国に対してもTPPに反対するなどという暴言を吐いた。
TPPとは、あなたと同じ民主党の大統領が、自国と世界のためによかれと決意した国際条約である。
環太平洋の自由と民主主義を標榜する国々が、平和と安定のために敢えて合意したものであった。
各国の国益が絡み、交渉は難航したが、それでも世界は自由と民主主義の発展を選択した。
それにもかかわらず、あなたは日本に対する暴言と同様、TPPに対しても暴言を吐いた。
その理由が、自己の支持率を上げるためという我欲に基づくものであったという、その酷さ。
私は、戦前、親米であった日本が、移民法を契機に急速に反米へと傾いた歴史を思い出した。
その際、反米感情を煽った急先鋒が朝日新聞であったことも、歴史的事実である。
あなたの発言に何の反論もせず、嬉々として掲載したのも朝日新聞だった。
朝日新聞が即刻廃刊されるべき新聞であること、そして中国や韓国政府、その情報機関に操られているメディアであることは、あなたの酷さと同質である。
このことは、以下の二曲には含まれていない。
なぜなら、朝日新聞のような売国的実態に与える歌など、一曲も存在しないからである。
罵倒語だけで構成された歌があるなら話は別だが。
ここまで来れば、ブルームバーグが米国を代表する一流の知性として、世界のリーダー、世界の警察官である米国の大統領になることを祈るしかない。

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