どんな作品書いたのか誰も知らないような塩見鮮一郎なんて作家ひっぱり出してきてコメントさせてるけど

本田雅和をめぐる批判を、小林よしのり・筒井康隆の発言を軸に整理。
自主規制、人権運動、朝日新聞社内での評価、「朝日の三ホンダ」という象徴的呼称までを通じ、言論と運動の混淆を浮き彫りにする。

2017-03-21

どんな作品書いたのか誰も知らないような塩見鮮一郎なんて作家ひっぱり出してきてコメントさせてるけど
以下は前章の続きである。
文中強調は私。

小林は「この男には流行作家に対するしっと心や幼稚な反発心がある」と分析し、著名な言論人に次々と喧嘩を売る本田の姿勢に個人的な劣等感の影を見た。

本田について1996年に筒井康隆は「これまで部落解放同盟の代弁者のかたちで自主規制を推進させてきたんだけど、解放同盟の方針変更が理解できず、あいかわらず傲慢に『正義の味方』やってるわけですよ。どんな作品書いたのか誰も知らないような塩見鮮一郎なんて作家ひっぱり出してきてコメントさせてるけど、この人がまた(日本てんかん協会との間の)往復書簡ろくに読まないでコメントしてる。解放同盟やてんかん協会が『よし』としてることにまで反対して、自社の自主規制を正当化しようとして、被差別団体以上の激しさでぼくを糾弾してくる。こいつらニセ同和か(笑)。こんな者、野ばなしにしておいて本当に大丈夫なのかね、朝日は(笑)」と批判している。
また朝日新聞は該当号の広告の掲載を拒否した。

2006年の朝日新聞社内では「記者というより運動家」という声がある。

著書 『巨大都市(メガロポリス)ゴミと闘う』朝日新聞社、1990年 ISBN 4022562161 『環境レイシズム─アメリカ「がん回廊」を行く』(風砂子デアンジェリスとの共著)解放出版社、2000年 ISBN 4759263233

「朝日の三ホンダ」
南京事件報道したことなどで有名な本多勝一、1989年の朝日新聞珊瑚記事捏造事件を起こした本田嘉郎カメラマンと本田雅和記者をあわせて「朝日の三ホンダ」と呼ばれている。

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