沖縄反基地運動の背後構造――報じられない危機。

月刊WiLL掲載の対談をもとに、沖縄反基地運動と中国の戦略的関与の可能性、日本メディアが意図的に伝えない論点を指摘し、日本社会の異常性を浮き彫りにする。

2017-04-19
月刊誌WiLL5月号には、東洋史家の宮脇淳子、ジャーナリストの福島香織、評論家の石平、静岡大学教授の楊海英による対談特集が掲載されている。
以下の抜粋箇所についても、『朝日新聞』などのメディアは、何故か全く伝えていない。
この箇所を読めば、先日、私が世界で初めて指摘した論説が明確になる。
世界中のほとんど全ての国が制定している法律に対し、共謀罪反対などと、朝日新聞を筆頭とするメディアや、これに同調するいわゆる文化人たちが大声で反対を叫んでいる日本は、世界有数のスパイ天国であることを満天下に示しているのである。
つまり、朝日新聞などのメディア、いわゆる文化人、いわゆる人権派弁護士、いわゆる市民団体などは、とうに中国や韓国の諜報機関の手の内に入っていることを示している。
今、そこに生きて存在している尾崎秀美たちの集団が、三年前の八月まで日本を支配してきたのである。
彼らが文明のターンテーブルの進展を止め、極めて危険で不安定な今の世界を作って来たのである。
彼らは犬畜生にも劣る人間たちであると言っても、全く過言ではない。
前文省略。
沖縄反基地の首謀者。
宮脇。
今、中国人が沖縄や北海道の土地を買い占めている。
この動きは大変恐ろしい。
石平。
沖縄の反米軍基地運動が、ここ数年間で最も盛り上がっている時期は、中国で習近平政権が誕生した時期と重なっている。
習近平政権は2014年に「アジアの安全はアジア人で守る」という考えを打ち出した。
これは明らかに米軍をアジアから追い出す戦略であり、それと同時並行的に沖縄の反米軍基地運動が活発化している。
宮脇。
裏でつながっているとしか思えない。
楊。
私も今年一月に沖縄を旅したが、中国人が異様に増えている。
石平。
沖縄の反米軍基地運動には謎が非常に多い。
主力メンバーの多くは沖縄県民ではなく、全国から正体不明の人間が入り込んでいる。
資金はどこから来ているのか。
私は以前、『産経新聞』で、北京が軍関係者を集め、沖縄独立のフォーラムを公然と開催していることを書いた。
奇妙なことに、『琉球新報』と『沖縄タイムス』も参加している。
しかも『琉球新報』は、中国でフォーラムに参加したことを記事として掲載した。
もし中国の新聞記者が東京でチベット独立のフォーラムに参加し、記事にしたら、潰されるどころか処刑されるだろう。
楊。
沖縄の大学にも、親中派や北京政府を称賛する中国人教師がおり、反日の論文ばかり書いている。
福島。
この日本の状況は、あまりにも異常である。
この稿続く。

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