3.11の番組表が示したもの――偏向報道という確信
2016年3月11日、テレビ番組欄の内容から日本の放送メディアに残る偏向報道の構造を指摘する論考。公共放送と民放の対照的な姿勢、司法判断との連動、世論形成の意図を厳しく検証する。
2016-03-11
今朝の新聞でTV番組欄を観て呆れると同時に確信した事があった。
自分たちの思う方向に世論を形成したいなどと考えている、つまり偏向報道についてである。
ましてや、今日、3.11に、そんなことは普通の精神を持ったテレビ局は考えない。例えばNHKは、私たちが全く知らなかった事、非難していた体育館に押し寄せた津波をCGで再現して、初めて教えてくれた。
ところがテレビ朝日の「報道ステーション」は全く違っていたのである。甲状腺がん、チェルノブイリ…。
つまり原発反対に視聴者の世論形成を図りたいのである。
一昨年の8月までは、私たちの国は完全に朝日新聞に支配されていたと言っても過言ではない。
ありとあらゆる階層を朝日新聞は支配していたのである。
今でも、その名残は強固に残っている事を、一昨日の大津地裁の一裁判官と、仮処分を申請した29人の、いわゆる市民たちは証明したのである。
朝日は、こういう結果に成る事を知っていたと言っても過言ではないだろう。彼等が持っている人脈、情報網で、私たち国民の殆どが知らなかった事は知っていたはずである。今回の大津地裁の担当裁判官が誰で、どんな人物か、彼の全てを、お茶の子さいさいに知っていたはずである。
その線上に、今日の「報道ステーション」は在った事に気が付いたのだ。
何という悪辣な会社だろうか。
数々の捏造や似非モラリズムで、日本国と日本人の名誉と信用を甚大に傷つけただけではなく、何度も言及して来たように、日本国に対して上下1,400兆円もの莫大な大損害を与えた会社が、何の咎めも受けていないどころか、
容積率1,000%を自社ビル建築の為に1,600%などと言う、不動産業を生業としてきた私が、一度も聞いたこともない話を国に認めさせた。
一方、世界最高の品質の電気を日本国と日本国民に対して、日夜奮闘努力して供給し続けて来た関西電力は、
朝日を購読して育ってきた事には間違いがないだろう、一人の裁判官に拠って、翌日、自社の価値が、たった5時間で14%も下落するような目に遭わされている。
こんな理不尽で言語道断な話はない。