25%を越えて生きた日々に流れていた音楽――Marwa Blues
2011年、生死に関わる病を克服し、入院中のリハビリで歩き続けた円形廊下。点滴スタンドと共に歩きながら聴いていた一曲が、ジョージ・ハリスンの「Marwa Blues」だった。3月11日に、母と閖上の人々、そして世界中の読者へ捧げる鎮魂と再生の記憶
2016-03-14
この曲は2011年の5月に生死に関わる病を患って7か月間入院していた時、私には、それこそが縁だった京大医学部卒業の先生たちや、本当に素晴らしい看護婦さんたちのお蔭で、生きる確率25%を克服した事が確実に成った頃、リハビリのために、(実に良い病院だった)、館内の円形の廊下を点滴スタンドと一緒に一定のスピードで歩いていた時に聴いていた彼のアルバムから流れて来たのである。
3月11日に、my mother と、閖上の皆と、世界中の読者に贈りたいと思ったのだが、曲名が浮かんでこなかった。
さっき、新潟が生んだ本物の歌手である笹川美和さんの或る歌がYouTubeにあれば、それを代わりに贈ろうと思い検索したのだが、その曲はなかった。
そうしているうちに、曲名の始まりはm…だったはずだと思い、検索したら、あった。
my mother と 閖上のみんな、と、世界中の読者に贈る。
George Harrison – Marwa Blues