「ドイツに学べ」という倒錯 ― 国連への告げ口という発想

「ドイツに学べ」と唱える側こそ学ぶべき現実がある。ドイツの極右政党NPDの存在と、国内問題を国連に持ち出さない国民的態度を対比し、日本に対する歪んだ告発構図を批判する。

2016-03-18
日本は、ドイツに学ぶことなど、何もない。
だが、一つだけ、『ドイツに学べ』と言っている連中こそが、学ぶべき事がある。
ドイツのNPDを、検索してご覧。
NPDは、彼らが言っているような、どこに居るのかも分からない、数字として取り上げるのも憚られるような、取るに足らない集団ではない。
れっきとした、政党である。
彼らの言動と、有田芳生などが、国会で言及している連中の言っている事に、何の違いがあるだろうか。
だが、だからといって、ドイツ国民は、それが自分たちの国の実態であるかのように、
自分たちの国が、人権侵害が横行している、民度の低い国であるなどと、国連に出向いて、告げ口をして来ただろうか。

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