似非モラリズムという深罪――スポーツを汚染する反日政治の正体
長年フィギュアスケートを見続けてきた筆者が、中国大会での不可解な衝突、韓国・中国の国家的思惑、そして反日運動の国際的連携を通じて見抜いた真実を記す。
**朝日新聞**を筆頭とする国内外の似非モラリストは、スポーツを政治に利用し、日本の価値を貶め続けてきた。
その罪は個人の誤りではなく、世界的規模の構造的罪であり、海よりも深い。
2016-04-01
以下は二〇一四年十一月に書いて発信した論文に、今夜、少しだけ補注したものである。
私が長い間フィギュアスケートを見続けていることと、その理由も読者はご存知のとおりである。
当然ながら今シーズンのグランプリシリーズも開幕戦から観ている。
今朝、私が目を覚ました時に、謎が解けたように浮かんだことは、世界中も知ったほうが良い事実である。
私が目覚めたときに浮かんだのは、昨夜のスポーツニュースで驚いた出来事があったからである。
今開催されているカーリング女子世界大会で、韓国が全勝で一位だったからである。
あれっ、韓国はそんなに強かったかと思った瞬間、二〇一八年冬季オリンピックに向けて国家を挙げて育成強化に入っていることに思い至った。
私は、韓国女子プロゴルファーの強さと数の多さが、韓国社会における女性差別の裏返しであることを書いてきた。
人口五千万人で、日本の人口一億二千六百万人の半分以下の韓国が、なぜオリンピックの金メダル数で日本を上回るのかと言えば、金メダリストが事実上のステートアマとして扱われるからである。
金メダルを取った選手は国家から生涯の年金と莫大な褒賞を与えられる。
極めて生き難い国である韓国において、この待遇は別格であり、選手たちは人生と一生を賭けて戦う。
一方、米国と並び世界最高水準の知性と自由を持つ日本では、金メダルを取ってもそのような待遇は存在しない。
特に私が得た発見は、二一世紀の今を生きる世界中の人々が知るべき真実である。
先日の中国大会を私は友人と観ていた。
羽生が登場する組の練習時間が始まった時、私は本を読んでいた。
突然、友人が言葉にならない声を上げた瞬間、画面を見ていなかった私は、何が起きたかを即座に想像できた。
なぜなら、前日のショートプログラム練習時間に、妙な光景を目にしていたからである。
衝突してきた中国人選手は、前日にも羽生に向かって来ていた。
その時、前を向いていた羽生は右に滑ってかわしたが、私は極めて危険であり、不自然だと感じた。
そこには意図的な行為が透けて見えた。
そして翌日、事件は起きた。
何のために、である。
ウクライナ問題で世界から総叩きに遭ったロシアは中国にすり寄った。
共産党の一党独裁政治の寿命は約七十年という歴史法則に従えば、中国共産党も終末期にある。
世界制覇をもくろむ中国共産党にとって、ロシアは願ってもない客人だった。
ショートで羽生が大きなミスをしたことで、無名に近いロシア選手が一位の位置にいた。
その選手を確実に一位にするためかとも考えたが、動機としては弱すぎる。
だが、今日、目覚めた瞬間に私は気づいた。
韓国は二〇一八年、平昌で冬季オリンピックを開催する。
韓国は男子フィギュアでも国家として金メダルを狙い、選手を育成しているはずである。
しかし、羽生結弦が存在する限り、その野望は不可能である。
韓国と中国の反日団体が連携し、米国を含む世界中で日本の国際的価値を貶める運動を行っていることは、もはや歴史的事実である。
それならば、あり得る。
狂っているのではないかと思う人もいるだろう。
狂っているのである。
戦後七十年間、反日教育という名のファシズム教育を続けてきた韓国が発狂していることは、在米韓国人団体の所業を見れば明らかである。
日本の朝日新聞を筆頭にした似非モラリストたちと同様に、世界中の似非モラリストたちの罪は、海よりも深いのである。