「集団自決」を教え込んだのは誰か――大江裁判と朝日新聞の責任

沖縄戦の「集団自決」をめぐり、大江裁判で本来問われるべきは、日本軍が住民に自決を命じたという主張の真偽である。
「敵に捕まれば辱めを受け、殺されるから自決せよ」と教え込んだのは日本軍ではなく、戦前からその思想を流布していた朝日新聞であり、それは紛れもない事実である。

2016-04-03
以下は前章の続きである。
大江裁判で裁かれるべき問題。
それで味をしめた「島の人」は、もっと政治的に利用し、もっとカネを引き出そうと企んで、二人の隊長を極悪人に仕立て上げた。
それを問いただすのになぜ勇気がいるのか。
彼はここから一般論風に、「日本軍は自決しろと常日頃、住民にいっていた」から、自分の言い分は間違っていないという。
訴えは「二人の悪鬼のごとき隊長が自決命令を出した」の真偽を問うている。
なぜそんな単純なことをはぐらかすのか。
こんなお粗末ないい訳を、なぜ朝日新聞が載せたか。
この新聞は、彼の嘘をもとに「日本軍は悪鬼」という主張を展開してきた。
だから大江健三郎がこけたら、朝日もこける。
それで彼にこのコラムを書かせる一方で、朝日自身も逃げを打ち始めた。
5月14日付の慶良間ルポの見出しは「潔く死んで・兵隊はいった」。
軍が自決を強いたと言いたいらしいが、中身は見出しと違って、住民が戦闘の巻き添えにならないよう、米軍に投降を勧めてくれたという話だ。
こういうのを羊頭狗肉という。
朝日はその失点を、6月23日の沖縄陥落の日の社説で取り戻そうとして、「集団自決が日本軍に強いられたのは疑いようのない事実とされてきた」と書く。
疑いのない事実と言ってきたのは、朝日と大江健三郎だけだ。
だが、それを「疑うべき事実ではないか」と問うたのが、大江裁判だろう。
社説は、「敵に捕まれば女は辱めを受け、男は残忍に殺されると日本軍は教え込んだ」と言い立てる。
だから自決しろと。
そう教え込んだのは戦前の朝日新聞であり、そしてそれは紛れもない事実だった。
山縣有朋の戦陣訓は、支那人の残忍さが並大抵ではないことを伝えている。
ロシア兵はすぐ強姦に走るが、反日の佐高信の推薦図書『水子の譜』には、「鮮人」が日本人の男を残忍に殺し、女を陵辱したとあり、その数は「ロシア軍を上回る」と書かれている。
米軍の残忍さはリンドバーグが伝えているが、戦後もそれは続いた。
米軍兵士に殺された日本人は二千五百人を超え、陵辱された女の数は数万人ではきかないと、調達庁の資料はほのめかしている。
この稿続く。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください