移ろいの美が形づくる国――「美しい日本と私」

満開へ向かう桜の速さに驚かされながら、日本人が古来大切にしてきた「移ろいの美」が精神の根幹であることを再確認する。
底知れぬ悪、まことしやかな嘘の国々とは正反対に、「美しい日本と私」は、この美意識の積み重ねによって形づくられてきた。

今年は、桜が満開に向かう速さに本当に驚かされた。
しかし、日本人は遥か昔から、このようにして移ろいで行く自然の美しさを愛してきたのである。
それが日本人の精神の根幹だろうと、私は思う。
底知れぬ悪、まことしやかな嘘の国々とは正反対の、
「美しい日本と私」は、そうして作られてきたのである。
そんなことも知らないのは、大江健三郎を筆頭にした、いわゆる文化人たちだけだろう。
今年の桜は、今日が最後だろうと、当初から思っていた。
天気と満開時期の関係で、今日しかないと思っていたのである。
今年は、蹴上インクラインから岡崎疎水、清水寺をメインにすることにした。
(醍醐寺と天龍寺は、すでに訪れて撮影済みである。)
列車の中で日本経済新聞を読んでいて、確信したことがあった。
先日言及した、朝日新聞の妙な記事のことである。
一介の民間企業経営者に過ぎず、日本の国益を大いに損ねてきたのが実態である孫正義が、
中国、韓国、ロシアの経済界の人物と会合し、
数千億円の建設費用を見込み、海底ケーブルを敷設し、
モンゴルのゴビ砂漠で買い占めた土地で風力発電を行い、
それを格安で日本に供給するという、極めて怪しげな話を、
朝日は、彼が原発反対論者であると紹介し、大きな紙面で書いていた。
太陽光発電会社を厳重な箝口令のもとで買収し、
東日本大震災後には、縁もゆかりもない東北、福島にガイガーカウンターを携えて向かい、
その一部始終を週刊誌に連載させた。
時の総理大臣の状況を我がために利用し、
世界水準の二倍という高額で、向こう二十年間、国に買い取らせた。
そんな男の話を、美談のように扱う新聞社なのである。
私が思ったのは、
彼らの会合の実態は、
円高=株安という単純な図式を用い、
外資に七割を占められる東京証券取引所で空売りを仕掛け、
安倍内閣の経済政策の効果を削ぎ、
あわよくば政権を弱体化させながら、
自分たちは短期間で莫大な利益を得る、
そういう密談だったはずだ、という推測の方が、遥かに現実的だということだ。
それにしても、
強欲で、日本と日本企業に瀕死の重傷を負わせ続けてきた男が、
日本国の根幹であるエネルギー政策を、
中国、韓国、ロシアと語り合い、
反原発という言葉に反応する朝日を利用し、
大風呂敷の下に私利私欲を隠す。
それを疑いもなく、美談のように報道する朝日新聞社の幼稚さと悪辣さは、
もはや許されるものではない。
何度も言うが、
今週、誰が円高に持ち込み、
誰が東証で空売りを仕掛けているのかを、
日本国と東証は、しっかり監視し、検証すべきなのである。

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