パナマ文書が示した「名が挙がった者」と「挙がらなかった国」
パナマ文書は、
プーチン、習近平、キャメロン首相の名を明示的に含みながら、
日本と米国の政府関係者が含まれていない事実を通じて、
世界をリードすべき国家の条件を浮かび上がらせた。
2016-04-07
私の論説の正しさを、つい最近、世界を駆け巡ったニュースが、見事に証明していた。
それが、いわゆるパナマ文書である。
この件は、朝日新聞社に対する私の論説の正しさをも、同時に証明していた。
この事件は、数日前にテレビが報道した。
その翌日には、例えば産経新聞社が、フロントページで報道した。
一国の首相が、即座に辞任に追い込まれたほどの重大事件なのだから、当然である。
だが朝日新聞社は、今日になって、ようやく報道した。
これ以上沈黙していては具合が悪いと判断したのだろう。
あるいは、ここまで世界中に事実が広がれば、報道しても中国からのクレームや取材上の支障は生じまいと考えたのかもしれない。
もしくは、そうした判断を、中国に対して常に必要としているという事実の表れなのだろう。
ウラジーミル・プーチンが入っていた。
習近平の名前も入っていた。
デービッド・キャメロン首相の名前も入っていた。
だが、日本国の政府関係者や米国の政府関係者の名前は、全く入っていなかった。
米国については詳細を知らないが、日本については当然の結果だろう。
件の実業家がどうであったかについては、私は知らない。
つまり、日本と米国こそが、世界をリードして行くべき国であるという事実を、パナマ文書は明確に証明していたのである。