朝日新聞と岩波書店が作った左翼的「知的権威」

日本の近代知的史において、朝日新聞と岩波書店の権威が左翼的学説を主流化させ、学界の出世構造と評価基準を歪めてきた実態を明らかにする。

2017-06-25
愚劣な朝日・岩波文化人
渡部
日本の近代の「知的歴史」の主流を左翼にしたのは朝日新聞と岩波書店の“権威”です。
朝日に取り上げられると、歴史や経済の学者は、講師は助教授に、助教授は教授になれるような風潮があった。
岩波書店からも囗がかかり、雑誌に出してもらえるし、著書も出せる。
しかし、僕の専門は英語ですから、権威があるのは大修館と研究社です。
朝日に睨まれようが、岩波に無視されようが、いっさい関係ない。
外国でも論文を発表するし、著書も出す。
朝日や岩波の影響をまったく受けないから、勝手なことを言ってこられました。
一方、朝日・岩波の影響力が強い経済学や歴史学、社会学の分野では、二社が大喜びするようなことを言えば出世できる。
そうして文化勲章をもらった学者がいます。
その一人が「騎馬民族征服王朝説」を唱えた江上波夫氏です。
日本の皇室は半島から来たというのが騎馬民族説ですが、そんなことがあるわけがない。
彼が『日本書紀』も『古事記』もろくに読んでないことがよくわかります。
だって、日本の国は初めから「島」だったと神話は言っているんですよ。
日本が島だとわかっているのは、『古事記』や『日本書紀』が書かれる以前のはるか昔から、日本列島の周囲の海を船で回っている人たちがいたからです。
つまり日本人は海洋民族です。
騎馬民族とは無関係に決まっている。
にもかかわらず、江上氏は「騎馬民族説」で文化勲章をもらいました。
この稿続く。

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