米国とは異なる、もう一つの世界一の資本主義
没落を嘆くのではなく、
歴史が与えた200年の順番を全うする。
優秀な企業の価値を守り抜く資本主義こそ、
日本が示すべきもう一つの世界標準である。
2016-04-07
以下は前章の続きである。
惨めで愚かな体たらくのまま没落を迎えるよりは、
栄耀栄華の順番としての時間、すなわち200年という歴史の習いを全うしてから、
サンタナの「哀愁のヨーロッパ」ならぬ「哀愁のジャパン」を奏でるほうが、ずっと良いのは無論である。
諦め、嘆くのは170年早いのです。
諸外国のことなど、気にする必要は全くありません。
資本主義が100%正しいなどということはあり得ないことも、先般の金融大乱が証明しました。
私たちの人生や、大企業の価値が、日々乱高下するなどということがないのも無論です。
資本主義の対極に民主主義があるのも、また無論です。
米国とは違う、もう一つの世界一の国として、
優秀な企業の株は、下がらないどころか、上がりっぱなしであるべきなのです。
下がるのは、業績を悪化させ、無配に転落したような場合だけです。
その時は、経営者は同時に即刻クビです。
たとえそれが、今回のような欧米発の金融大乱という不可抗力であったとしても、
我ら日本人の特質の一つを遺憾なく発揮し、
株を売り込むことなく、共に耐える。
そのような資本主義を世界に生み出しても、誰も文句は言いますまい。
この稿続く。