前川前次官を「英雄」に仕立てた倒錯――メディアと政治の面従腹背

天下り隠蔽で批判されていた前川喜平前次官を、安倍政権批判の象徴として持ち上げる日本メディアの倒錯を、百田尚樹と阿比留瑠偉が徹底批判する。

発信日:2017-06-29

天下り隠蔽で、まわりから批判されていたときには、前川氏を「人間のクズ」扱いしていた蓮舫さんや、
先日発売された月刊誌WiLL8月号(840円)は、日本国民全員が今すぐに最寄りの書店に向かって購読すべき論文が満載されている。
世界中の人たちにとっても同様なのだが、彼等には、私が伝える。
以下は百田尚樹と阿比留瑠偉の対談特集からの抜粋である。
前川前次官は官僚のクズ
百田尚樹
作家
阿比留瑠偉
産経新聞社論説委員
魚は頭から腐る。
絵に描いたような日本教育界の惨状、ここにあり
「面従腹背」がモットー?

百田
加計学園問題で、元文部科学省事務次官の前川喜平氏の発言を、マスコミは一所懸命擁護している。
びっくりしますよ。
女の子を連れ出して、デートすることが趣味だった。
明らかに、変態ですやん(笑)。
おまけに「女子の貧困の実態調査」なんて、あんなアホみたいな言い訳を、まともに受け取ること自体おかしい。
阿比留
しかも、彼の座右の銘が「面従腹背」(笑)。
百田
「面従腹背」の意味を知っているんですかね。
阿比留
前川氏はさらに「官僚には面従腹背の技術と資質が必要だ」とも言っています。
技術はまだわかりますが、資質とは一体どういうことか。
百田
ふざけていますよね。
「恥ずかしい」という感情すらないのかな。
阿比留
ある週刊誌記者に「どうして前川さんを持ち上げるのか?」と聞いたら、「たくさん調べたんですけど、女の子とは寝ていないんですよ」と。
それは関係ないでしょう(笑)。
彼がやっていることは「広義の援助交際」ですよ。
百田
売春防止法に引っかからなければ、何でもいいのか。
そうなると、武藤貴也議員が未成年の男子を買春したことも、週刊誌が叩くのはおかしいことになるでしょう。
阿比留
「女子の貧困調査」だったのなら、じゃあ、なぜ、男性はまったく調査していないのか。
三十回も調査しないといけないことなのか、また、調査自体を文部行政に生かして文書に残していたのか。
考えれば考えるほど、疑問しか湧いてきません。
百田
そもそも風俗店に貧困女性なんかいませんよ。
阿比留
風俗店の多くは暴力団の資金源や、犯罪の温床になっています。
それが教育行政のトップが足繁く通っていたわけですから、それだけでもかなりおかしい。
百田
記者会見の映像を見ると、人間性が全部出ているよね。
風俗のことを質問された途端、ポタポタと滝のように汗が吹き出してきて(笑)。
口でなんぼ言おうと、体は正直に反応してしまう。
阿比留
菅義偉官房長官が明らかにしていますが、天下り問題が発覚して処分しなければいけないとき、前川氏は自身の処分を上にあげず、部下の処分だけ持ち込み、自分は定年延長してくれと申し出たそうです。
「政治的圧力に行政が歪められた」と言っていますが、前川氏本人は中曽根弘文元文部相(当時)の義兄。
果たして、その背景を使って権力を振るわないことがあったのかどうか。
百田
次官まで登りつめたことを考えると、それがあったとしてもおかしくない。
阿比留
実家の前川製作所は、学校などの出入り業者だったそうですから。
百田
そこにも何か利権が絡んでいた可能性もある。
とにかく今回の会見は、次官をクビになったから、開き直って個人的な恨みでやったとしか思えない。
阿比留
かわいそうなのは、今の文科省の官僚たちです。
世間の人たちに「文科省の役人は、みんな面従腹背しているんだ」と思われてしまった(笑)。
百田
もう、本当に最悪です!
阿比留
天下り隠蔽で、まわりから批判されていたときには、前川氏を「人間のクズ」扱いしていた蓮舫さんや、
退職金をすべて取り上げろと書いていた新聞各社が、
手のひら返しで、今や「英雄」扱いですよ。
百田
週刊誌は「前川さんに救われた」という女性の声を取り上げて、
まるで「足長おじさん」みたいに持ち上げている。
ホンマにひどい。
今まで非難していたのに、安倍政権の敵なら持ち上げる。
信念も何もあったもんではない。
この稿続く。

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