差別という虚偽 ― 日本文明と白人偽善社会の決定的断絶
渡部昇一の言葉を起点に、日本文明が有史以来持ってきた非差別の精神と、白人社会・中国・朝鮮半島に根付く差別構造、そして慰安婦虚偽証言問題の文明史的背景を論じる。
2017-07-11
「その差別感はキリスト教白人の偽善的社会のためだ、と受け取られているのだ。」
(渡部昇一、追悼出版『知の湧水』より)
日本人は有史以来、奴隷を持たなかった国である。
聖徳太子が制定した十七条憲法の、最も根本的な精神は、和を以て貴しとなす、である。
宮城県名取市閖上に生まれた私は、小学五年生にして高校二年生の能力を授かった。
京大に残って京大を両肩で背負って立てと恩師に銘じられたが、今となれば何と言うことでもないのだが、父親に対して許せない思いを抱いていた私は家を出て、約束されたエリートコースを何のためらいもなく捨て、同級生の誰もが信じられないほどに横道に逸れ、裸一貫から実業家の人生を歩んだ。
だから私の知識は、ファーストハンドの知識そのものだと言っても過言ではない。
大阪で不動産売買仲介業に従事した。
関西は都が在った地域である。
大阪の下町の街角で、私は何度も「以和貴」という言葉を目にした。
町内会の標語として、看板などに書かれているのである。
最初は、なぜこれほど「以和貴」という地名が多いのだろうと思っていた。
聖徳太子の憲法が今も生きている。
それが日本の本質なのである。
だから私たちは、他国民を差別しない。
王朝時代から、百年単位で統治する民族が変わり、以前の統治者とその一族、その文化が根絶やしにされてきた中国において、
後漢の時代の王族は日本に逃れ、大津市近辺に迎え入れられ、豊かに暮らすことが出来た。
その一族から、空海と並ぶ日本仏教界の始祖と言っても過言ではない最澄が生まれたのである。
新羅・百済・高句麗の三国時代は、新羅が中国の力を借りて統一する形で終わった。
この時、百済の王族は日本に逃れ、滋賀県の琵琶湖沿岸の一地域で暮らすことを許可された。
高句麗の王族は、関東の山間部で暮らすことを許可された。
つまり、日本は差別しない国だったのである。
白人は、皮膚の色で徹底的な差別をした。
中国と、有史以来その属国だった朝鮮半島は、儒教に起因する身分差別制度によって、自国民を信じがたいほどに細分化して差別した。
王族と両班と呼ばれる貴族以外は、学者であれ何であれ、皆、被差別民だったのである。
娼婦ですら、官の所有物は官婢、民間の所有物は民婢と区別されていた。
女性は名前すら与えられていなかった。
例えば両班の領地内の女性は両班の所有物であり、両班はこれを好きなように扱い、筆舌に尽くしがたい凌辱を行った挙句、殺しても何の咎も受けなかった。
朝日新聞の捏造記事に乗じて、在日韓国人が九州大学卒業の大分の一主婦を操って始めた活動、
慰安婦を探し、日本国政府に賠償させるという、とんでもない活動に、実質は北朝鮮のスパイたちの団体が飛びついた。
彼らが集めた娼婦が語った話は、聞き取り調査を行ったソウル大学の教授ですら、その荒唐無稽さに呆れたほどの内容だったが、
実はこれは、彼女たちが韓国の身分差別制度の中で、とりわけ両班から受けてきた凌辱行為そのものだったのである。
彼女たちは、教授に一蹴されたことも意に介さず、
これを、世界で最も規律のとれた軍隊であり、世界で最も強いと言っても過言ではない日本の軍人たちの所業だと、世界に、主に米国と国連で、言いふらした。
国連と米国の、無知で粗野で、人間として最低の人間たち、
米国ならばアレクシス・ダデン、キャロル・グラック、そしてその親玉であるジョン・ダワー、
あるいは、こうした愚かな人間たちに同調するオランダの女性学者などが、
この戯言を真実だとして、日本を攻撃しているのである。
娼婦は、なぜ、このような嘘を平気で言えるのか。
「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国の国民だからである。
この稿、続く。