核実験には反対、勲章は容認──大江健三郎の二重基準

文化勲章は拒否しながらノーベル文学賞とレジオン・ドヌールは受け取る。核実験に反対した舌の根も乾かぬうちに「フランスは良い核政策」と語る姿勢に、思想ではなく都合が先行する二重基準が露わになる。

2016-04-10

彼は身過ぎゆえに文化勲章は拒否した。
それは彼の勝手だが、そのくせ94年にはノーベル文学賞を貰いにストックホルムにまで出かけていっている。
文化勲章とどう違うのか。
彼は「あれは国でなくスウェーデンの一般の人々からもらった」と平然と答えた。
それは真っ赤な嘘だ。
ノーベル賞の式典はカール16世グスタフ国王の臨席で行われる。
そしてまさにそのグスタフ国王から彼は賞を授かったではないか。
グスタフ国王はただの平民だというのか。
その後、彼はフランスからレジオン・ドヌール賞を贈られ、それも受け取った。
この賞は彼が忌み嫌う「皇帝」のナポレオンが作ったものだ。
おまけにシラク大統領が「大国の証明」として太平洋で核実験をやったときは敢然と反対したのに、受賞するときには「英米と違ってフランスはいい核政策をもっている」から勲章をもらってもいいのだと『徹子の部屋』で堂々語る。
この稿続く。

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