日本が女性差別国家だという虚偽は、誰が、何の目的で流しているのか
中国官僚社会の実態を示す「腹黒学」の記述を通じて、中国の汚職構造と官僚志向の病理を明らかにする。同時に、日本を女性差別国家と断じる言説の虚構性を、女性著者の実証的分析から浮き彫りにする。
2016-04-14
以下は前章の続きである。
空―気骨も中身もないように振る舞え。
何事も迅速にこなすが、自分の利に合わせて臨機応変、常に逃げ道を残しておく。
恭―上には卑屈なまでにうやうやしく振る舞え。
上司本人に対してでもよいし、家族や友人に媚びてもよい。
細―下には居丈高に、偉そうに振る舞え。
ただし下の者でも自分に利のある相手には丁寧にせよ。
凶―目的のためなら、他人が死のうが生きようが、子供を売ろうが、春をひさごうが、一切気にするな。
ただし、それらは仁義や道徳というオブラートで包め。
聾―見ざる、言わざる、聞かざる。
自分に何を言われても気にするな。
弄―賄賂は受け取れ。
官になるための凄まじい努力、なってからの気遣い、ストレス、これまでの十一字はすべてこのためだけにある。
まさに中国の官である。
中国では連日のように官の汚職が報道されている。
天文学的な金額の横領で死刑になった話、海外逃亡を図ったが飛行機が引き返した話など、昨今はリスクも高い。
報道されるまでもなく、庶民は日常の手続き、ビジネス、登記、不正取引、不動産バブル、インサイダー取引、そのすべてが官の仕業であることを身をもって知っている。
それでも皆、官になりたがる。
その理由としては、
この稿続く。
朝日新聞などを購読してきた人たちは、皆、目からうろこが落ちる思いがするのではないだろうか。
同時に、これを書いたのが女性であるという事実と、その略歴を見るだけでも、日本が女性を差別している国だなどとは、一体どこの誰が、何の目的で言っているのかという話であることに、明瞭に気づくはずである。