塩税と弾圧――欧米植民地で噴出した1930年代の抵抗

1930年代初頭、塩税を象徴とする植民地支配に対し、インド、仏印、蘭印、ビルマで一斉に噴出した抵抗運動と、欧米列強による苛烈な弾圧の実態を描く論考。

2016-04-26

植民地税の代名詞でもある塩税への抗議で、英政府はガンジーを投獄し、彼を支える国民会議派を非合法化した。
以下は前章の続きである。
そういう欧米の植民地で1930年代初頭、宗主国への反抗が一斉に起きた。
インドではガンジーがあの塩の行進をやった。
参加したインド人の列は50キロもの長さになった。
植民地税の代名詞でもある塩税への抗議で、英政府はガンジーを投獄し、彼を支える国民会議派を非合法化した。
仏印では越南光復会のグェン・タイホク率いる600人がイエンバイの仏軍基地を襲撃し、白人兵6人を殺害した。
仏側は狙撃では世界一のセネガル兵を出動させ、片っ端から殺していって最後に残ったタイホクら十三人をギロチンで処刑した。
越南光復会は日本に学んだ潘佩珠が指導する民族派組織で、仏政府はテロ集団として弾圧していた。
蘭印ではオランダ海軍の駆逐艦セーブン・プロフヱンシンが植民地支配に抵抗する住民に奪われた。
そしてビルマではサヤサンの反乱が起きた。
この稿続く。

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