「日報問題」とは何だったのか――NHKと朝日が加担した日本メディアの幼稚さ

自衛隊の日報問題を巡る騒動は、国家安全保障の本質を理解しない野党と日本の大手メディアの致命的欠陥を露呈させた。月刊『Hanada』編集長・花田紀凱の論考は、その核心を簡潔に突いている。


こんな単純な事も分からず、日本国営放送であるNHKまでも加わって、
2017-08-04
文中強調以下は先週金曜日の花田紀凱・月刊『Hanada』編集長の週刊誌ウォッチングと題した連載コラムからである。

私が、そもそも、日報問題などというものは、
今、中国が国際法すら無視して南シナ海を軍事基地化している時、更には尖閣諸島を侵略しようとしている時、或いは、北朝鮮が国連決議を完璧に無視して、ICBMと、これへの核弾頭搭載技術を確立しようとしている時、
日報問題などが、日本の防衛にとって、問題にするようなものか!
と言及して来た事に対する、簡潔な答えが掲載されていた。

こんな単純な事も分からず、日本国営放送であるNHKまでも加わって、これ以上愚かな政党は世界にも稀だと言っても過言ではない野党と、これの黒幕の朝日新聞などが、一緒になって、大騒ぎして、終には、防衛大臣を辞めさせた日本のマスメディアの幼稚さ、酷さは極まっているのである。

「日報問題」とは何か、何が問題なのかを正確に理解している人はどれだけいるだろう。

岩田清文前陸上幕僚長がこう語っている(月刊『Hanada』8月号)。

「ここが最も理解されていないのではないかと思いますが、この日報は運用上、秘密扱いでも何でもなく、誰が扱っても構わない、むしろ共有されるべきものだという点です」

「それぞれ関係する幕僚たちも業務上、パソコン上に保管し、折に触れて参照している。秘密文書のように厳密に登録手続きをして管理しているものではないので、仮に『破棄しろ』と言っても、データを持っている全員が100パーセント確実に破棄しきれるものではない」

だから一度破棄したと言ったものが(誰かのパソコンから)出てきたからといって何の問題もない。

しかも、この日報、2月6日に機密部分以外すべて公開されていて誰でも読める。

「2月15日の会議で隠蔽」もへったくれもないのだ。

 稲田朋美大臣の辞任、朝日を中心とする安倍倒閣運動に利用されたと言うべきで、週刊誌なら、このへんのところを衝(つ)いてほしい。

 『週刊新潮』(8月3日号)「まつエクしてる場合か『稲田朋美』」は経過はキチンと押さえているが、報道批判がない。

 『週刊文春』(8月3日号)「稲田朋美の本性」は大臣のこれまでの言動をあげつらうばかりで、朝日と変わらない。

 発売日が変則になっていて先週紹介できなかったが、『週刊現代』(8/5)が例の「このハゲ-ッ!」豊田真由子議員の夫を直撃。誰でも、あの豊田議員の夫はどんな人だろうと思う。俗な興味といえばそれまでだが、それに応えるのが週刊誌の一面。

 結論から言うと、穏やかな、非常にいい夫なのだ。キャリア官僚。

 〈「僕はもう子供たちのケアをするので精いっぱいです。妻は本当に家庭では優しい母親なんですけど」〉

 記者に「本当に、申し訳ありません」と繰り返す夫。気の毒としか言いようがない。

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