「若造」と呼ぶ理由— 朝日新聞を糾さぬ学者の限界 —
朝日新聞紙上で天皇制を論じた学者の論考を手掛かりに、
事実を理解しながらも、朝日新聞の社説や論説委員の歪んだ歴史観に異議を唱えない態度を批判する論考。
知性とは何か、学者の責任とは何かを鋭く問う。
2016-09-29
前章で、敢えて若造と形容した、学者を生業としている人間の事を知ったのは、一昨年8月前後、つまり、わりと最近の事で、場所も朝日新聞紙上においてだった。
今日よりは小さい大スペースで、天皇制についての記事を書いていた。
そもそも彼は、資料を精力的に調べる態様を力量として買われ、朝日に登場しているらしい。
その論文で、彼は、日本は朝鮮半島を植民地にしたのではない事、
朝鮮の国王を同じ王族として遇した、正に友邦国家であることを明瞭に書いていたのである。
だが彼が、
日本は朝鮮半島を植民地にした、朝鮮半島の国民に悪い事をした、
という、李承晩の嘘で作ったナチズム、ファシズムの嘘と全く一緒の、
出鱈目で、歪んだ思想を持った朝日新聞の論説委員たちの論説、
すなわち朝日新聞の社説に対して、
異議申し立てをしたなどという話は聞いたことがない。
ましてや、朝日新聞を糾したなどという話は皆無である。
だから私は彼を若造と呼ぶのである。