米国は衰退していない――衰退論を量産するメディアの自己欺瞞

「米国衰退論」というメディアの常套句が虚偽である理由を、新聞報道、TPP論、そして「文明のターンテーブル」という視座から解体する。
米国の本質的問題は国力の衰退ではなく、粗雑さが悪い形で噴出した際に、似非モラリズムのメディアがそれを増幅させる構造にあることを鋭く指摘する論考。

2016-10-09
何故なら、真実は米国の国力が衰退してゆくのではないからである。
一昨年8月までは私は有数の新聞精読家だった。
だが、以降は殆ど斜め読みしている。
理由は言うまでもなく朝日新聞を読んでいては、真実は何も分からない事、例えれば、私の同級生の真ん中から下半分にいた連中が、マルクシズム経済学が席巻している大学での要らざる勉強の結果や、全共闘などの学生運動の成れの果ての連中が歪んだ思想を似非モラリズムで覆い隠して幼稚園児の作文を書いていたのが真実だからである。
さて、私は昨日、米国人の良い意味でも悪い意味でも大雑把な性向が、悪い意味で現れた時は世界を破滅に導くと私は書いた。
日経新聞は英国のフィナンシャルタイムズを1600億円で買収して傘下にした。
今朝の日経には上記の私の言が全く正しい事を証明するフィナンシャルタイムズ紙の記事が大きなスペースで掲載されていた。
*~*は私。
今後、米国の国力が衰退していく様子について歴史が書かれるとき、環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る大失敗はどう描かれるだろうか。
*私は米国が衰退してゆく、という、こういうメディアの常套文句が全くの間違いである事を指摘する世界で初めての人間である。
なぜ、私には彼らの阿呆さが分かるのか。
言うまでもない事だが、私は20世紀末から21世紀にかけての時代において最高の発見の一つである『文明のターンテーブル』を着想した人間だからである。
後、170年、米国と日本は、世界をリードしてゆかなければならないからである。
中国やインドが、そうなれない理由も、私は明瞭に書いた。
そうして登場した事は、読者はご存知のとおり。
今の中国やインドが、世界のリーダーになる?
それ以上の悪夢はどこにもないのである。
まともな知性を持った人間は、そんな世界を出現させるために生きて来たのではないのである。
メディアの世界にいて、言論で飯を食うという結構な職業に従事している諸君は、真のエリートとは何かを考えなければならない。
たっぷり引用しようと思ったのだが、今後からの文節だけで終えようと思う。
何故なら、真実は米国の国力が衰退してゆくのではないからである。
米国人の良い意味でも悪い意味でも大雑把な性向が、悪い意味での大雑把(トランプはこれ以上ない実例だろう)として出現した時、衰退している様に見えるだけだからだ。
悪い意味での大雑把に似非モラリズムのメディアの悪が重なった時、天文学的な所得格差がアメリカンドリームを否定し尽くした時、米国は衰退するかもしれないが。
だが、それは世界が悪夢を見る事、破滅に向かう事である事を知っているならば、出鱈目に、米国が衰退する、衰退しているなどとメディアは書けないはずである。
だが、私は書いていて気が付いた。
そうか、つまり、全てはメディアが作るのである。
戦争もしかり、メディアの人間の在り様が、そもそも原罪的な在り様だから、彼らは世界を破滅させるのである。*
この稿続く。

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