京都を撮るということ ― 世界一の訪問回数が生む眼差し

大阪を拠点とし、京都・滋賀・奈良を日常的な距離として撮り続けてきた写真家の視点から、今年の京都紅葉の特別さと、撮影に対する覚悟を綴る。
圧倒的な訪問回数と制作姿勢、そして写真を世界にどう届けるかという葛藤を通して、写真が芸術へと昇華する過程を語る。

私は大阪に住んでいるから、京都・滋賀・奈良に逗留する必要がないのは言うまでもない。.
2016-11-23.
今年の京都の紅葉は昨年とは違って、例年通り、とても良いのである。昨年、私の故郷である閖上小・中の皆が会いたがっているという妹からの連絡で、私は同窓会へ出席した。以来、折々に皆の事を思う。今年の京都の紅葉については皆にも見せてあげたいと何処に行っても思う。読者はご存知のように、私は京都を撮らせたら世界一の写真家である。何故なら、掛け値なしに素晴らしい画家である石本正氏が絵を描くときと全く一緒の眼差しで、春夏秋冬の京都を撮っているだけではなく、その訪問回数が世界一だからである。嵐山の天龍寺を例に挙げれば、何度か言及したとおり、今年の5月時点で、私の訪問回数は50回を超えていたのである。そんな写真家は世界のどこにもいないと言う意味でも世界一なのである。.
かつて土門拳は冬の室生寺を撮影するために、門前の旅館に逗留して撮影を続けた。.
私は大阪に住んでいるから、京都・滋賀・奈良に逗留する必要がないのは言うまでもない。.
おまけに私の家から京都のほとんどの場所には1時間以内で行けるのだから。.
そもそも関西経済圏の鉄道によるアクセスは首都圏よりも上だった。.
大阪~京都はJR、阪急、京阪、近鉄などの日本を代表する鉄道会社が、平均15分間隔で、特急を運転しているのである。.
今年、冒頭の同窓会で、とても親しくしていたA君と再会した。立派な人物になっていた。それもそのはずで、彼は国立高専からSONYに入社して、台湾での工場立ち上げ、そしてシンガポールで社会人としての人生を送っていた。数年前までSONYの社長をしていたのは私の先輩であることは既述のとおり。.
何よりも若い時にオーディオマニアの端くれでもあった私はSONY党でもあった。だから私の一眼レフは全てSONYなのである。今は世界最高のカメラの一角であるα99で撮影している。.
私の写真は我ながら素晴らしいと思う。この写真を故郷の皆に見せてあげたいのだが、インターネットの世界には、信じがたい悪党も棲息しているから、PCスキルが完全でない人は写真はアップしない方が良いとの解説をネットで読んだ。もはや芸術でもある私の写真はアップしない方が良いのは言うまでもない。世界中の皆さんに観て頂くについては、どうすれば良いか、今、思案中である。私は故郷の皆と世界中の人に私の写真の全てを、例えれば、本を購読する様に、観て頂きたいと思っているからである。.
この稿続く。.

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