インサイダーが歴史を語る危険性 ― 朝日新聞と「内側の思想」

朝日新聞社内に蔓延する「パブロフの犬」的思考を検証する中で、筆者は、典型的なインサイダーが歴史・政治・国家哲学を語ることの根源的な危険性に気づく。
長谷川煕の検証が正しかったことを裏付ける具体例、堀田江里や大江健三郎の事例を通じて、インサイダーがいかに外部勢力に利用されやすい存在であるかを明らかにする。

同時に私は典型的なインサイダーが歴史や政治を語る事、或いは一国の哲学を語る事の危険性を思った。
2016-12-09
朝日新聞はアジビラ、朝日社内には「パブロフの犬」がウヨウヨ、と題した花田紀凱の記事を読んで私は思ったのである。
・「旧日本軍」なら「悪」と見る「パブロフの犬」が朝日社内にウヨウヨ。
朝日新聞きっての敏腕記者、定年後も社に残って現場で取材し続けてきたベテラン記者、長谷川煕さんが一昨年の朝日従軍慰安婦誤報問題に怒って、朝日の仕事を止めて、朝日新聞社の社員と退職者を八ヶ月かけて徹底的に取材した結果、長谷川さんが出した結論は全く正しい事を。
つまり、12月7日、13ページのオピニオン欄に、二人の、朝日新聞に同調しているいわゆる文化人に、朝日新聞社は、戦前、戦中の日本国と日本政府を批判させる論文を書かせていた事が、長谷川煕氏の8ヵ月以上をかけて朝日新聞社を検証して書いた答えが全く正しい事を明瞭に証明していたのである。
同時に私は典型的なインサイダーが歴史や政治を語る事、或いは一国の哲学を語る事の危険性を思った。
朝日に請われて朝日の意向通りの論説を書いていた堀田江里という女性については全くの初見だったから調べて驚いた。
芦屋に大邸宅を所有している大金持ちでもある元住友銀行頭取で住友銀行の法皇と称された堀田庄三の孫娘だったからである。
既述の様に、オックスフォード大学で教鞭を執っていた事もあるらしい。
朝日新聞の記事では彼女の著作は、海外の朝日新聞社シンパであるだろうハーバード大学の教授に称賛されたと書かれている。
だが、もし、堀田江里の論文が本当の本物だったならば、ニューヨーク・タイムズ紙が、日本に対して、無知で粗野で、言語道断な記事を書き続けて来た態様はなかったはずである。
大江健三郎について言えば、彼は朝日新聞を購読して育ち、「旧日本軍」なら「悪」と見る「パブロフの犬」になったのか、或いは、彼もまた、朝日新聞社の社員たちを、そのようにしたのか、だろう。
このような人間にノーベル賞を与えて、文明のターンテーブルの進展を止めた国際社会は、今また、同様の人間を候補者だとしている。
この男は、いろんな意味で大江よりも程度が悪いとも言えるのだが。
さて、インサイダーが一国の政治や歴史について書き、ものを言う事が何故危険なのか。
そもそも、物事の真実を見抜く役割を持っているのは、だいたいがアウトサイダーなのである。
もう一人の私であると言っても全く過言ではない西部邁氏は、東京大学を卒業し、東大の教授になった経緯だけをみればインサイダーのように見えるかもしれないが、彼が正真正銘のアウトサイダーである事は、私が、ご紹介している連載論文が明瞭に明らかにしている。
私はアウトサイダーの極北にいる人間だから、余計に分かりやすいのである。
言うまでもなく中国や韓国の情報機関が私にすり寄ってくることは100%あり得ない。
何故なら、私は正真正銘の、何の肩書も持たない無名人だからである。
だが堀田氏の様な典型的なインサイダーの場合には違うのである。
私は従事していた仕事の関係で、芦屋の神社か何かに、堀田庄三氏が超多額の寄付をしていたのを見た記憶がある。
その様な人間の孫娘が海外の大学で教鞭を執っている。
猛烈にして執拗な反日国家の情報機関ならば、これにすり寄ろうとするのは、初歩的な策動だろう。
そういう危険性をインサイダーたちは常に自覚する必要があるのだ。
そういうインサイダーの論文を、突然、公称600万世帯を購読者に持つ新聞社が、起用する事には、裏があるとみるまでには、数日の時間を要するのである。
この稿続く。

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