現在進行形の犯罪を隠すために過去が利用される ― 中国共産党の歴史戦略

中国共産党が現在進行形の大量虐殺や人権犯罪を隠蔽するため、日本の「過去完了形」の戦争責任を国際社会で利用してきた構造を具体的証言で明らかにする。

歴史通の購読者の人たちと私の作業で事実を初めて知る世界の人たちは愕然とするはずである。
2016-12-12
以下は前章の続きである。
歴史通の購読者の人たちと、私の作業で事実を初めて知る世界の人たちは皆愕然とするはずである。
見出し以外の文中強調は私。
中共は現在進行形の犯罪を隠蔽。
伊藤。
日本とアメリカの関係ではそうでしょうが、たとえば中国の新疆ウイグル、チベット、内モンゴルなどに対する問題、文化大革命における大虐殺の問題に対して、アメリカはどう考えているか。
それと日本の過去の加害責任というものはテーマとしてつながりませんか。
江崎。
先日、米軍でインテリジェンスに関わってきた人と話をする機会がありましたが、天安門や新疆ウイグルなどの大量虐殺から目をそらすために、南京大虐殺ホロコースト論を、死刑囚の臓器売買を追及されないために七三一問題を、国連などで喧伝するのが中国共産党の戦略だと指摘していました。
また、中国は女性が少ないので、ベトナムやカンボジアなどから女性を拉致して、人民解放軍の兵士たちにあてがっており、そのセックス・スレイブの問題を隠蔽するために慰安婦問題を利用しているとも。
要は、中国共産党政府は自分たちの現在進行形の悪事を隠蔽するために、日本の過去完了形の戦争犯罪を大きく騒ぎ立てるわけです。
その潮流の中で、アイリス・チャンが『レイプ・オブ・南京』(1997年)を書いて、アメリカで日本軍による南京大虐殺について騒ぎ立てた。
しかし、『千畝-一万人の命を救った外交官杉原千畝の謎』を書いたヒレル・レビンが日本にやって来たとき、ホロコーストと南京を同列で扱うのはおかしい、自分はユダヤ人だからそう言っても修正主義者と批判されないが、と言っていました。
こういう例外もあるのですが……。
伊藤。
韓国もベトナム戦争に参戦した時、性の問題を起こしました。
ライダイハンと呼ばれる、韓国人とベトナム女性の間に、レイプなどで生まれた父親のいない数多くの混血人の問題です。
日本軍による慰安婦問題を針小棒大に批判しているのは、それを隠蔽するためともいえる。
この稿続く。

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