沖縄講演報道をめぐる衝突とメディア論争。

沖縄講演をめぐる報道を契機に、講演内容と新聞報道の齟齬が議論となった。沖縄の現状、国防、中国の脅威といったテーマをめぐり、講演者と地元紙の対立が浮き彫りとなる。報道のあり方と切り取り報道の問題を論じる。

私が話した内容は、沖縄の現状、国防の大切さ、そして、中国の脅威などです。
2018-01-15。
以下は月刊誌WiLL今月号で、
『沖縄タイムス』と戦闘状態に入れりと題して掲載された百田尚樹、有本香、我那覇真子、司会居島一平に依る対談特集記事からである。
‘絡み’‘言いがかかり’‘報復’ 悪意ある捻じ曲げ’……これが報道機関のすることか!!。
『沖縄タイムス』の報復記事。
居島。
『沖縄タイムス』は、10月27日、沖縄県名護市で講演した百田尚樹氏の内容を引用し、一面を使用して批判を展開しました。
百田。
先月、私は沖縄で講演をしたのですが、会場に『沖縄タイムス』の阿部岳という記者がおられました。
肩書きは北部報道部長です。
講演が終わってから、阿部記者が「百田さん、今日の講演の中でヘイトスピーチがありましたね」と言ってきたんです。
もちろん私はそんな発言はしていません。
しかし阿部記者は引き下がりません。延々と私に絡んできます。
それで我那覇さんが即座にネットで生中継をして、私と阿部記者のやり取りをリアルタイムで何万人という方がご覧になった。
阿部記者の無茶苦茶な言いがかりは全国に生中継されて、彼と沖縄タイムスは赤っ恥をかいたんです。
そこで阿部記者はその報復記事を『沖縄タイムス』に書きました。
「大弦小弦」という、いわば『沖縄タイムス』版「天声人語」みたいなコーナーがあるんですが、ここを使って事実に基づかない私の悪口をたくさん書きました。
それでもまだ気が収まらないらしく、一面を使って私の悪口を書いた。
「百田氏 独自の論理展開」「危険への接近論 再び」「工作員断定根拠なし」「中韓に言及 差別否定」「沖縄以外の犠牲 強調」「軍隊保持『当たり前』」という見出しの後にそれぞれについて述べた記事があって、私の講演内容を書いています。
言ったことも書いてありますが、ところどころ、悪意で捻じ曲げていることもあります。
問題は最後の「本紙記者 22回名指し」という見出しの記事です。一部を読みます。
「まともな記者が正しいことを書いても上のデスクにつぶされる。あるいは無理やり偏向させられる。出世もしたい。阿部(岳記者)さんはもう、悪魔に魂を売った記者だ。家に帰ったら嫁さんがいる。娘さんがいる。知らんけど。中国が琉球を乗っ取ったら、阿部さんの娘さんは中国人の慰み者になります」「沖縄のほとんどの新聞は新聞じゃない。機関紙です」とあります。
「本紙の阿部記者が事前に申し込んで取材に行くと、最前列中央の席に案内された」という文章もありますが、この書き方もちょっと嫌らしい。
有本。
最前列に引っ張っていかれて、さらし者にされたかのような印象へ誘導する書き方をしていますね。
百田。
事実はこうです。
講演前に、主催者が私に「『沖縄タイムス』の記者が来ていますが、出て行ってもらいましょうか」と言ってきたのですが、私が「そんなことはできない。ちゃんと講演を聞いていってもらいましょう」と言ったので、主催者は最前列中央の一番いい席を用意したのです。
特に阿部記者は「大弦小弦」でも書いていましたが、とにかく私の阿部記者に対する悪意がすごかったと言うんですね。
22回も名指しして非難したと。
まったくそんなことはありません。
私が話した内容は、沖縄の現状、国防の大切さ、そして、中国の脅威などです。
阿部記者が一番前におりますから、『沖縄タイムス』や『琉球新報』の話になった時は、ついつい「たとえば、阿部さん、どうですか?」という形で質問したりもしました。
それをまるで、私が阿部記者をさらし者にして、ずっと悪口を言ったように書いている。
それで「あなたの娘さんは中国人の慰み者になるで」という発言をして、バカにして、侮辱したと書かれていますが、まったくそうではありません。
講演会の映像を見てもらおうと思います。
有本。
言葉だけを活字で切り取ってしまうと、まるでその人をさらし者にして、非常に強い口調で言ったように感じられますが、実際の様子は、まったく違うということはVTRをご覧いただければわかりますよね。
百田。
少し長いのですが、ノーカットで、つまり、こちらが余計な編集をしないで、その部分を聞いていただこうと思います(次ページ参照)。
この稿続く。

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