中国の宇宙開発と21世紀の戦争。サイバー空間と宇宙から始まる新時代。
櫻井よしこ氏の週刊新潮連載を引用し、中国の宇宙開発の背景にある軍事戦略を分析する。
嫦娥計画や月面探査の進展を踏まえ、中国の宇宙覇権構想と衛星・宇宙兵器の脅威を指摘する。
21世紀の戦争はサイバー空間と宇宙から始まるという現実を示す論考である。
2019-02-01
中国の宇宙開発を振りかえれば軍事的野望は明らかで、人類の平和的発展とは程遠い征服の意図を感じるからである。
21世紀の戦争はサイバー空間と宇宙から始まる。
櫻井よしこさんが日本の本当の国の宝である事は朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、NHKなどのメディアや朝日に操縦されているのか単なるマルキストなのかは知らぬが外国特派員協会で中国や朝鮮半島のプロパガンダどおりの工作活動をして彼女を侮辱、誹謗中傷する攻撃を行ったイタリアの恥さらし野郎たち以外の具眼の士達…
特に最澄が言ったところの国寶として生きている人たちの全ては彼女に心からの敬意を持っている。
以下は彼女が素晴らしい論文を連載している週刊新潮の今週号からである。
月を独り占め、中国が始める宇宙戦争。
都会の真ん中に住んでいても美しい月に見とれる夜がある。
38万キロ離れた地球から眺める月は、欠けていても満ちていても冴え冴えと美しい。
満月のとき、目を細めてじっと見れば、平凡な言い方だが、そこには明らかにうさぎがいる。
いまその月面で人工物がひとつ走り回っている。
中国の探査車「玉兎」である。
1月3日、中国の月探査機「嫦娥4号」が人類初の快挙、月の裏面着陸を成し遂げた。
少しも嬉しくない。
中国は2007年に嫦娥1号を、10年には嫦娥2号を送り月を周回させた。
これで月面の詳細な地図を作成し、13年に嫦娥3号が月の表側に、今回、嫦娥4号が人類未踏の月の裏側に着陸し、探査車の玉兎を月面に降ろした。
50年前、アメリカの有人宇宙船アポロ11号が月に降り立ち、アームストロング船長が人類初の一歩を月に刻んだ。
そのときの中継画像を当時学生だった私はカナダ・アルバータ州の友人の家族と共に見た。
アメリカ人ではないカナダ人も日本人の私も皆、釘づけだ。
興奮と驚嘆と憧憬、まるでわがことのような嬉しさを分かち合ったのを覚えている。
今回そんな高揚感はない。
中国が宇宙戦争でアメリカの先を行くのかと、むしろ不安になる。
中国の宇宙開発を振りかえれば軍事的野望は明らかで、人類の平和的発展とは程遠い征服の意図を感じるからである。
21世紀の戦争はサイバー空間と宇宙から始まる。
私たちはすでに08年8月のロシアとグルジア(ジョージア)との戦い、14年3月のロシアとウクライナの戦いで、サイバー戦争が行われたことを知っている。
小野寺五典前防衛相が「言論テレビ」で語ったのだが、ウクライナでは、まず突然携帯電話がつながらなくなり、テレビ、ラジオ各局の通信が遮断され、公共の交通機関が止まった。
ウクライナ軍の混乱の中、見知らぬ人々がやってきて街を占拠した。
それがロシア軍で、クリミア半島はいとも簡単に奪われた。
この稿続く。