TBS『NEWS23』とテレビ偏向報道の原点―吊り橋効果による心理操作の危険性

月刊誌Hanada掲載の藤原かずえ論文を紹介する。本稿ではTBS『NEWS23』が1990年代以降の日本のテレビ偏向報道の原点となった経緯を解説する。特に筑紫哲也による「多事争論」セグメントと、カメラのズーム演出による印象操作、さらには感情と認知を錯覚させる「吊り橋効果」を利用した心理誘導の危険性を明らかにする。

2019-02-01
これは人間の【感情】と【認知】の関係を錯覚させる[吊り橋効果]と呼ばれる心理効果であり、しばしば心理操作に悪用されています。
以下は月刊誌Hanada今月号に「新シリーズ、TV偏向報道メッタ斬り第三回」に、偏向報道のパイオニア…TBS『NEWS23』と題して掲載されている藤原かずえさんの論文からである。
具眼の士は皆お気づきの様に彼女は極めて聡明な頭脳の持ち主で、全く不勉強でレベルの低いメディアの人間達や所謂学者達、所謂人権派弁護士達、所謂文化人達などは及びもつかない極めて明晰な頭脳の持ち主が書いた日本国民全員と世界中の人達が必読の論文である。
見出し以外の文中強調は私。
吊り橋効果の演出。
日本のテレビ局が一方的に偏った論調の報道を日常的に放映するようになったのは、1990年代からです。
1989年に放映が始まった『NEWS23』は、テレビ放送を使った数々の印象操作手法のパイオニアであり、偏向報道を日本に定着させる原動力となった番組といえます。
「この番組のゆくえ」を語るうえで、まずは簡単に現在までの番組の変遷について触れておきたいと思います。
最初にこの番組のメインキャスターを務めたのは、朝日新聞記者・『朝日ジャーナル』編集長・朝日新聞編集委員を歴任した、いわゆる「進歩的文化人」の筑紫哲也氏であり、番組名も筑紫氏の名前が冠されていました。
筑紫氏は番組公式ウェブサイトで、「日本で最も信頼が置ける国際派のテレビジャーナリスト」と根拠なく持ち上げられ、番組の論調を完全に支配していました。
番組において、筑紫氏が個人的な言説をあたかも普遍的に通じる倫理規範であるかのように語っていたのが「多事争論」と称するセグメントです。
テレビ放送では、放送法によって「政治的に公平であること」「意見が対立している問題についてはできるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」が規定されているにもかかわらず、筑紫氏は【レトリカル・クエスチョン】を連発しながら、あからさまな反政府・反米・親中・親北・親韓・過激なパシフィズム等で特徴づけられる自説を一方的に展開しました。
特にテレビ放送として問題があったのは、筑紫氏の話が核心部に入ると筑紫氏の表情をカメラが徐々にズームアップしていくという演出が加えられていたことです。
これは、実際極めて危険な行為であったといえます。
人間には関心を持ったものをより強く見つめる習性がありますが、この演出はその習性を強制的に視聴者に体験させるものであり、視聴者は意識しないまま筑紫氏の言説に関心を持たされてしまうことになります。
これは人間の【感情】と【認知】の関係を錯覚させる[吊り橋効果]と呼ばれる心理効果であり、しばしば心理操作に悪用されています。
この稿続く。

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