新疆は「青空監獄」と化した。中国共産党の支配が奪う自由と人間の尊厳。
石平氏の産経新聞掲載論文「新疆自治区は『青空監獄』」をもとに、中国共産党による新疆ウイグル自治区での監視、検問、武装警察の常駐、人権抑圧の実態を論じる。
ウイグル人が日常生活の中で一日に十数回から数十回もの検問を受ける異常な現実を通して、中国という国家の本質と、独立を失った民族の悲劇を明らかにする論考である。
2019-03-25
その結果、新疆の人々は街に出かけたり買い物したりして普通に生活しているだけで、1日十数回以上、場合によって数十回以上の検問を受ける羽目になっている。
そのレベルで、学者や有識者を名乗るのは、21世紀の人間の知性に対する冒涜だろう。
と題して2018-08-23に発信した章を再発信する。
以下は今日の産経新聞のオピニオン欄に、 新疆自治区は「青空監獄」と題して掲載されたSekiheiさんの論文からである。
国連人種差別撤廃委員会を構成している18人は…。
中国と朝鮮半島の反日プロパガンダと、これに同調している日本の…正に売国奴と言っても過言ではないNPOなどと称する…日本人の誰も知らない連中が、
この間までの朴槿恵の告げ口外交のように…君達に告げ口している噴飯物のでたらめを…。
君達は中国の意向通りに、真に受けて…。
あろうことか、世界最高の自由と民主主義を達成している日本…。
だからこそ…。
中国や朝鮮半島の代理人となってわざわざ国連にまで出向いて…。
君達に告げ口するような類の人間達も存在していられるのである。
彼らが中国人なら即刻逮捕拘禁され国家反逆罪として死刑を含む重罪に処せられている事は言うまでもない…。
そんな事すら知らないほどの…。
君達は無知蒙昧な人間達なのか知れないが…。
そのレベルで、学者や有識者を名乗るのは…。
21世紀の人間の知性に対する冒涜だろう。
以下がSekihei氏の論文である。
今月、スイスのジュネーブで開かれた国連人種差別撤廃委員会で「100万人以上のウイグル人が中国で拘束されているという情報がある」との指摘があり、世界の人々を驚愕させた。
これに対し、中国の代表は、「根拠のない中傷だ」として、強く反発した。
「100万人」という数字の確かさは別にしても、ウイグル人への弾圧は、紛れもない事実である。
新疆自治区では、自治区に住むウイグル人全体が、さまざまな形で自由を剥奪・制限され、日常的に監視されている状況下にある。
5月31日掲載の本欄に書いた監視カメラと人工知能(AI)とを結合させた国民監視システムが、新疆自治区全体をカバーしていることはいうまでもないが、それに加えて、自治区のあらゆる公的場所では今、「安全検査」という名の強制検問が日常的に行われている。
銀行、郵便局、病院、百貨店、スーパーマーケット、映画館、自由市場、電車の駅などなど、あらゆる施設の入り口に検問所が設置され、出入りする人々は全員、身分証明書の提示を求められた上で、所持品のすべてや身につけているものまでを検査されているのである。
その結果、新疆の人々は街に出かけたり買い物したりして普通に生活しているだけで、1日十数回以上、場合によって数十回以上の検問を受ける羽目になっている。
ラーメン屋さんに入ってラーメン一杯を食べるために、あるいは公衆トイレに入って用を足すごとに、検査を受けなければならない。
銀行や百貨店や大型施設の場合、入り口に空港の安全検査と同様の機械が設置されているが、普通のラーメン屋さんや小さなスーパーマーケットの検問は文字通り「人の手」に頼っている。
つまり、入り口に大の男が立っていて、入ってくる人の体に両手を伸ばして指で触れながら、「異常なもの」を身につけているかどうか、を検査するのだ。
もちろん、相手が女性であってもお構いなし。
「人権」なんか、なきもの同然である。
武装警察と政府要員による町のパトロールも日常化している。
新疆自治区の至る所で、自動小銃所持の武装警察がパトロールするのは日常的風景となっているが、そのために、中国政府は20万人の武装警察を新疆に派遣している。
それでも足りないと思ったのか、政府はさらに準国家公務員としての「パトロール要員」を大量に雇っている。
あるいは各地の住民を「ボランティアパトロール隊」として組織化して町の監視に当たらせている。
そういう人々は推定100万人を超えており、政府当局は、自治区の隅から隅まで、監視の目を光らせているのである。
このようにして今の新疆自治区では、そこに住む人たち、特にウイグル人たちは、日常的に監視されたり検問されたりして、基本的な人権が恣意的に蹂躙され、人間としての尊厳と自由を奪われている。
ウイグル人たちの独立運動を力ずくで押さえつけるために、中国政府は今、新疆自治区全体を、まさに「青空監獄」にしてしまったのである。
国家と民族の独立を失ったウイグル人たちの悲劇は、われわれにも多くのことを教えてくれるはずである。
中国共産党が、どのような政権なのか、国家と民族の独立を中国によって奪われていたらどのような結果となるのか、われわれは心の中で銘記しておくべきであろう。