沖縄はなぜ韓国に似るのか — 安全保障の要衝と被害者意識をめぐる高山正之の警告
沖縄が日本の安全保障における最重要拠点でありながら、左派勢力と地元二紙の言論空間に強く影響され、被害者意識と反基地感情が政治的に利用されている現実を論じた一章。
高山正之の論考をもとに、朝鮮半島との歴史的類似、米軍基地の戦略的重要性、戦後の沖縄振興、そして日本弱体化を狙う外部勢力の思惑を批判的に描いている。
2019-04-28
先の戦争で米軍は沖縄を太平洋戦略拠点として総力を挙げて占領した。
アマーコストはその重要性を「玉石」に譬えた。
日本は懸命に守った。
特攻を繰り出し、戦艦大和も出した。
沖縄が左翼小児病患者達そのものであり、朝日新聞や赤旗の子供であると言っても全く過言ではない二紙に支配されている事。
日本を分断化するだけではなく、日本の安全保障の根本を崩し、日本を無防備に等しいほどに弱体化させようとする。
中国と朝鮮半島の策謀にとって、沖縄が格好の対象であること。
沖縄は。
日本と彼らにとって、防衛・攻撃、双方の戦略上の最重要地点である事。
そのために米軍(GHQ)は沖縄に基地を置いた事。
その負担軽減のために日本は、沖縄に四十七都道府県中、別格の地方交付金を投下し続けている事。
その結果としてライフライン、インフラが整備された沖縄は。
今や、日本一災害に強い県となっていると言っても過言ではない事。
これらを抜きにして「沖縄可哀そう…」などと言って。
翁長一派にくみする似非モラリズムは。
もはや日本に対する重大な犯罪行為であると言っても過言ではない。
以下は戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである高山正之の最新刊からである。
沖縄については、彼の、この論文を読まずしては、何一つ語れないと言っても全く過言ではないのである。
◎沖縄はなぜ韓国に似るのか。
中国を囲む国々は気が向くと万里の長城を越えて中国を蹂躙しにいった。
匈奴は漢を脅して食糧を貢がせ、ついでに四大美女の一人、王昭君も得た。
鮮卑は中原を制して唐王朝を建てた。
吐蕃はその唐の都、長安を攻め落として荒らした。
モンゴルが征服にきて、暫く後に満洲族も侵略し、ともに中国人を奴隷支配した。
中国人に言わせれば日本も彼らの領土を取り、さらに文化的にも支配したという。
彼らの憲法に遣う言葉の七十五パーセントは日本がつくった“漢字”だからだ。
そういう周辺の「四夷八蛮」がそれぞれに中国を支配した経験を持つのに、一番近い「我が朝鮮だけは中原を支配できなかった。何と情けない国か」と朝鮮人儒学者の林白湖は嘆いた。
理由はある。
朝鮮が歴史に顔を出した途端、日本や中国に支配され続けた。
並みの国は戦争して奴隷を得るが、朝鮮は勝ったためしがないから自国民を奴隷にした。
結果、世にも不思議な「自給自足的奴隷国家ができた」(黄文雄)。
奴隷は人口の四十パーセントを占める。
女も奴隷と似たような境遇で、日帝支配まで彼女たちは名も与えられず、男児を産むと両の乳房を露出する奇習に生きてきた。
資源も人材もない「見捨てられた国」の評判はあまりよくなかった。
「民は無能で見栄っ張りで、努力を嫌う」(ゴンチャロフ)。
だから山野は荒れるがまま。
この国をさらに貧しくした。
「自らを改革する能力に欠けて」(イザベラ・バード)いるくせに気位だけは高く、妬みは世界で一番強いときている。
格下と勝手に思い込んでいた日本から独立を促されると中国に擦り寄って日清戦争の原因を作った。
日本が清に勝って、朝鮮を独立させると、今度はロシアを呼び込んだ。
嫉妬に加え、この国の生来の腰巾着根性が地域の不安定化を促し続けた。
それで日本はロシアとも戦う羽目に陥った。
セオドア・ルーズベルトは太平洋を挟んだ日本について、「深刻な脅威と感じる」とアルフレッド・マハンに書き送っている。
その日本が日本海海戦でロシアに大勝するのを見て、彼は一週間後に日露の講和を仕切ると言い出した。
彼は「脅威の日本」がこれ以上強くならないよう、ロシアから一銭の賠償金も寸土の割譲もないポーツマス条約を押し付けた。
彼は「朝鮮を日本に押し付ける」(C・ショー『朝鮮独立を破壊した外圧』)ことも思いついた。
厄介な国を背負い込ませれば日本は困惑し、疲弊するだろう。
事実もその通りになった。
国家予算の二割をつぎ込んで近代化してやったのに感謝するどころか、逆に「千年の恨み」を口にし、今も日本人の神経を逆なでし続ける。
沖縄は朝鮮に似る。
かつての琉球王朝は北朝鮮と同じで、共産主義独裁を布き、民を苦しめ、農地を荒廃させた。
見かねた島津藩が介入し、悪政を廃し、民は喜んだ。
明治維新後、鍋島公が県知事で赴任すると、琉球王はその地位を失うからと清に救援を乞い、英国にも直訴した。
ハーグ万国平和会議に直訴した李氏朝鮮と同じことを、その三十年前にやっていた。
先の戦争で米軍は沖縄を太平洋戦略拠点として総力を挙げて占領した。
アマーコストはその重要性を「玉石」に譬えた。
日本は懸命に守った。
特攻を繰り出し、戦艦大和も出した。
それを「捨石にされた」と恨み言をいう。
被害者意識は朝鮮の言う「七奪」より酷い。
第三代の沖縄高等弁務官ポール・キャラウェーは「沖縄を日本も羨む高所得地域にする」と金融を支援し、医療環境も改善した。
しかし銀行が選んだ融資先は身内や地元の顔役だけ。
いい医薬品は日本本土にみな横流しした。
米国の善意は特権と腐敗しか生み出さなかった。
無能で見栄っ張りで努力もしない朝鮮とよく似る。
そのくせ口では自治拡大を叫ぶ。
キャラウェーは切れて「沖縄の自治など神話だ」と言った。
沖縄にかまけて、ふと気付くと日本は五輪を開くほど復活していた。
「脅威の日本」の再来を見た米国はセオドア・ルーズベルトを思い出した。
そうだ。
厄介者は日本に押し付けよう。
日本は困惑し、朝鮮を押し付けられた時と同じように疲弊するだろう。
翁長は朴槿恵に似て、米国の期待によく応えている。
(2015年8月13日・20日号)