村山談話と河野談話を書いたのは誰か — 谷野作太郎と戦後自虐史観の源流

高山正之の論考をもとに、村山談話と河野談話の作成過程、その背後にいた外務官僚・谷野作太郎の存在、そして戦後日本に植え付けられた自虐史観の構造を批判的に論じた一章。
阪神・淡路大震災や村山富市の政治姿勢にも触れつつ、日本の自己解釈権を損なった戦後談話政治の本質を鋭く描いている。

2019-04-23
ただ村山談話を書いた人物は分かっている。
東大卒、外交官、支那大使をやった谷野作太郎だ。
この男は村山談話の二年前、慰安婦強制連行を認めた河野洋平の談話を作っている。

2015-09-08に発信した章である。
朝日新聞等を購読していては全く分からない真実に精通した男と言えば良いだろうか。
硬骨漢という形容がぴったりな人物である高山正之の論文の続きである。
月刊誌「正論」の今月号の巻頭を飾る論文から。
これは村山富市について私が書いた論説の正しさを証明している論文でもある。
私と同様に、ほとんどの日本国民は、ここに書いてある事実を全く知らずに今日まで来たはずである。

前文続き。

村山富市を人間の屑という人がいる。
確かに定見はない。
社会党時代、自衛隊は違憲だ、日米安保は破棄だと言っていた男が、はずみで首相になった途端に「自衛隊は合憲」で「日米安保は素晴らしい」に変わる。
達磨芸者もビックリだ。
しかし、それで人間の屑は言い過ぎだ。
いい仕事もしたはずだと別の人が言う。
彼が首相になって半年、阪神淡路大震災が未明に起きた。
震度七の神戸では高速道路もビルも倒壊し、火災が街を襲った。
東京も震度一だった。
村山は目覚め「午前六時のテレビで知った」と言ったが、それは嘘で午前七時半、秘書から聞いた。
大したことはないと思っていたらしく、記者に地震対策を聞かれても何も答えていない。
発生から六時間が過ぎた昼に官房長官から「死者二百人」と聞かされ、初めてびっくりする。
村山の初動の遅れで「死ななくていい二千人の市民を死なした」(石原慎太郎)のは間違いない。
その非難を知って暫く後に「彼は五千人死なせたと泣いた」と田中秀征は同情っぽく言う。
死者総数は六千四百人を超える。
この期に及んで村山はまだ死者数をごまかしていた。
確かに愚図で小心で狡い。
オウムの地下鉄サリン事件が起きても戸惑ったまま、破防法すら適用できなかった。
やることなすことダメな彼はあるとき「ワイツゼッカーになろうと思い立った」と側近は言う。
このドイツ人はユダヤ人虐殺をすべてナチスのせいにして「ドイツ市民もまたヒトラーの犠牲者だった」と詭弁を弄したうえで「ナチスの蛮行」を謝罪した。
よく言う。
歴史を見ればドイツ人はヒトラーがいなくとも何度も何度もユダヤ人大量殺戮をやってきた。
村山はここで謝ればワイツゼッカーみたいに自分の名が残ると思った。

*朝日新聞が、いまだにドイツに学べなどという本当に愚かな事を言い続けている事について、昨日、私は書いた。
その態様と一対のものとして彼らは何度もワイツゼッカーを持ち出す。
この論説は、それらの根源の在処をも指し示している。*

前文続き。

かくて五十回目の終戦記念日に「村山談話」を出した。
「日本は国策を誤り戦争への道を歩み、植民地支配と侵略によってアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」というあれだ。
いつ、だれがどんな誤った国策をたてたのか、村山は聞いても答えられない。
アジアはみな欧米の植民地だ。
では侵略したアジア諸国とはどこか。
これも村山は答えられない。
こんな不確かな自虐史観談話を「拒めば罷免する」
野坂浩賢官房長官。
脅し付きで閣議の了解を取り付けた。
終戦五十年、マッカーサーの戦後史観という首枷がやっと朽ち落ちようというときに、新たな首枷を取り付けたようなものだ。
先の戦争はマッカーサー自身が認めたように日本の自衛戦争だった。
国際法には主権国家が自らの戦争について、自己解釈権を認めているのに、村山はその権利を勝手に放棄し「あれは自衛ではない。侵略戦争だった」と首相名で公言したのだ。
安倍政権は二十年後にこの誤った主張を削除したが、いくら名を残したいからとはいえ、自分の国を貶める愚行は人として許せるものではない。
やはり「村山は人間の屑」が正解だろう。
ただ、この思考に欠損のある男をだれがおだて踊らせたのかの謎は残る。
ただ村山談話を書いた人物は分かっている。
東大卒、外交官、支那大使をやった谷野作太郎だ。
この男は村山談話の二年前、慰安婦強制連行を認めた河野洋平の談話を作っている。
韓国政府とのすり合わせも彼の仕業という。
禍を衆に及ぼす男は引退後、東芝の監査にあたっていた。
それで東芝を潰しかねない不正粉飾決算を呼びこんだ。
人間の屑にだけ巣くう不思議な存在だ。
この稿続く。

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