朝日の社説を刷り込むテレビ政治。—「ご近所さん」コメンテーターで世論を作る倒錯の構造—

若宮啓文と筑紫哲也の議論を手がかりに、朝日新聞が自ら直接ではなく、テレビの「ご近所さん」風コメンテーターたちに社説を刷り込み、朝から晩まで反復させることで世論を形成してきた構造を暴いた一篇である。
テレビワイドショーが大衆心理を煽り、政治を左右し、ついには民主党政権を国民に押し付けたという「テレビポリティクス」の実態を告発している。

2019-04-21
コメンテーターは「ご近所さんみたいな人のほうが効果的だ」(筑紫)。
例えば夫を寝取られた女優とか頭の悪そうな野球選手とかカメラマンとかでいい。
で、彼らにどう朝日の主張を刷り込むか。

以下は2015/10/12に発信した章からである。
要約すると「安倍政権は朝日新聞の主張が生んだ世論によって潰された」(若宮)。
でも朝日が直接世論を形成したのではない。
「世論はワイドショーやニュース番組のコメンテーターが繰り返し吹き込んでつくられる」。
そのコメンテーターは「ご近所さんみたいな人のほうが効果的だ」(筑紫)。
例えば夫を寝取られた女優とか頭の悪そうな野球選手とかカメラマンとかでいい。
で、彼らにどう朝日の主張を刷り込むか。
彼らは自分の主張を持つほど頭がよくないからテレビ局で出番前に「朝日新聞の社説をあてがい」(若宮)噛んで含めてオウム返しできるようにする。
だから全国民が読む必要はない。
ごく「少数が社説を読めばいい」(筑紫)。
要するに馬鹿なコメンテーターに朝日の社説を与えて朝から晩までテレビで繰り返させれば、それが世論になり、安倍政権だって倒すことができたじゃないかと。
テレビのワイドショーが「反逆したがる大衆」(オルテガ・イ・ガセット)をおだてて政治を支配する。
「まさにテレビポリティクスの時代」(筑紫)が来た。
日本の政権は朝日新聞とテレビが決めるのだと気色悪い二人が頬ずりして対談は終わっている。
実際、この陣立てで朝日新聞は馬鹿な民主党を国民に押し付けた。

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