沖縄の現実を語った若者—基地と共存する日常をめぐる証言—

本稿は、2015年10月1日に発信した章を再録するものである。
翁長県政と基地反対運動をめぐる通念に対し、沖縄出身の若者との対話を通して、現実の沖縄社会に生きる人々の感覚を描いている。
基地問題、世代間意識、政府支出、沖縄の豊かさをめぐる認識の差を浮き彫りにする一文である。

2019-04-21
基地がある分、政府は、他の県に比して、優先的に、沖縄に税金を投下して来たのだから。

相手は、そう思います、と至極自然に頷いた。

以下は2015/10/1に発信した章である。
翁長について言えば、最近、当然ながら彼のような異常さは全く持っていない、当たり前の日本人に会った。
しっかりした会社が経営しているレストランで仕事をしていた。
沖縄出身であることから話がはずみ、私の翁長に対する持論を述べたら、相手は同感した。
「私は選挙では彼には入れなかった」
基地反対運動をしている人間達に沖縄の人は殆どいない事や翁長に投票したのは何にも分からないお年寄りが多い。
自分達の様な若者は翁長知事が言っているような考えは全く持っていない。
若者は、基地がある事が全て悪いなどとは考えていない。
その結果として、異文化人でもある米国人と親しくなる機会も多い、私の周りにも、米国人を友人としている人はいる。
つまり、私たちと全く変わらない自然体で、物事を考えている若者の方が多いという事を話してくれたのである。
更に付け加えれば…。
自分達は沖縄が貧しいだなどとは全く思っていない。
むしろ豊かだと思っている。
と言った。
これに対して、私は言ったのである。
それはそうだ。
基地がある分、政府は、他の県に比して、優先的に、沖縄に税金を投下して来たのだから。

相手は、そう思います、と至極自然に頷いた。

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