中国の全省を歩いた宮崎正弘は、今を生きる梅棹忠夫である。そのフィールドワークは世界に比肩する者がいない。
中国の全省を自ら歩き、観察し、検証してきた宮崎正弘氏を、私は「今を生きる梅棹忠夫」と位置づけている。
その圧倒的なフィールドワークと観察力、そして中国を見抜く知性は、日本国民のみならず世界中の人々が知るべきものである。
2020-12-30
中国の全省をフィールドワークしたのは、おそらく著者である宮崎正弘氏しかいないだろう。
有数の読書家である友人に強く勧められて、今、下記の書籍を購読している。
中国の全省をフィールドワークしたのは、おそらく著者である宮崎正弘氏しかいないだろう。
私が彼を「今を生きる梅棹忠夫」と形容して来た事は既述の通り。
梅棹忠夫は、ほぼ全省をフィールドワークした。
その態様は人類学者、民俗学者としては世界最高である。
数年に渡って中国のほぼ全省に住んで行ったフィールドワークの結果として、梅棹は、中国について結論を下した。
「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国である。と。
彼は彼の分野で世界最高の学者である。
宮崎正弘は、梅棹とは違う態様で、猛烈なフットワークの軽さと類稀な観察力で、対象を検証し続けている。
6年前の8月まで朝日新聞を購読し、NHKや民放の報道番組を視聴していた私は、彼の名前を知らなかった。
これほど酷い話は無い。
日本のマスメディアの愚劣さ、レベルの低さの象徴である。
この本は2020年10月31日第一刷、彼の最新作であろう。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
p14からp42までのプロローグの切れ味の凄さには、誰もが感嘆するはずである。
宮崎正弘と高山正之は、戦後の世界で並ぶ者のいない博覧強記であり、フィールドワーカーである。
特に宮崎正弘のフィールドワークぶりには、数多の学者と称している人間達や、ジャーナリストとして生計を立てている人間達は、尻尾を撒いて退散するほかないだろう。
