NHK「ドキュメント太平洋戦争」と「日本海軍400時間の証言」—日本軍悪魔化の系譜を問う

NHKが制作した「ドキュメント太平洋戦争」と「日本海軍400時間の証言」を通して、日本軍を一方的に悪魔化し、敗戦史観へと誘導してきた戦後番組の構造を検証する論考。
番組制作者、構成、演出の系譜をたどりながら、公共放送の歴史認識と偏向の根深さを鋭く問う一篇である。

2019-04-13
【ドキュメント太平洋戦争】1992~93年…
日本軍を徹底的に悪魔化し、貶める元祖のような番組で。

山本肇キャスターが…
強い外圧がないと変れないのは、今も同じ。
日本人はちゃんと反省してない。
などと発言。
と題して2019-02-22に発信した章を再発信する。
以下は前章の続きである。

【ドキュメント太平洋戦争】1992~93年。

日米戦争初戦の勝った戦闘は全部省き、後半の負け戦のみを特集。
日本軍を徹底的に悪魔化し、貶める元祖のような番組で、最近放送された『インパール』や『ノモンハン』の原型になっていると思われる。

シリーズの終わりで山本肇キャスターが、
『終戦の日は国民が軍の圧政から解放された日』
『日本の軍部を打ち砕いたのは、ソ連参戦や原爆。強い外圧がないと変れないのは、今も同じ』
『日本人はちゃんと反省してない』
などと発言。

小山和伸教授らは、国会議員のためにこのシリーズの視聴会を開き、国会でNHKの偏向放送を糾弾しようとしたが、選挙におけるNHKの影響力の強さに怯える議員たちは、なかなか重い腰を上げようとしないのが実情。

『第一集 大日本帝国のアキレス腱 太平洋シーレーン作戦』
キャスター:山本肇
編集:吉岡雅春 舟喜理恵
構成:正野元也
制作:中田整一 橋本裕次 小笠原昌夫

『第二集 敵を知らず己を知らず ガダルカナル』
編集:吉岡雅春 舟喜理恵
構成:橋本裕次 田口京実
制作:中田整一 小笠原昌夫
備考:参謀・辻政信批判つながりでノモンハンにも言及。

『第三集 エレクトロニクスが戦を制す マリアナ・サイパン』
編集:吉岡雅春 舟喜理恵
構成:箕輪貴
制作:中田整一 橋本裕次 小笠原昌夫

『第四集 責任なき戦場 ビルマ・インパール』
編集:吉岡雅春 舟喜理恵
取材:箕輪貴
リサーチャー:辛理華
構成:林新
制作統括:中田整一 橋本裕次 小笠原昌夫
受賞:ギャラクシー賞奨励賞
備考:インド国民軍にも言及している。

『第五集 踏みにじられた南の島 レイテ・フィリピン』
編集:吉岡雅春 舟喜理恵
取材:正野元也
構成:山下信久
制作統括:中田整一 橋本裕次 小笠原昌夫
備考:米軍勝利後、アメリカがフィリピンを事実上の経済植民地にしてしまった経緯も描いている。

『第六集 一億玉砕への道 日ソ終戦工作』
編集:吉岡雅春 舟喜理恵
取材:佐藤智恵
リサーチャー:吉見直人
構成:堤啓介
制作統括:中田整一 橋本裕次 小笠原昌夫

【日本海軍400時間の証言】2009年。

旧海軍軍人たちが集まって敗戦原因を議論した「海軍反省会」の音声テープを基に制作された三回シリーズ。
不可解なのは、数々の海戦に関する旧軍人たちの回想や反省が全く登場しないこと。
NHKは旧海軍の再評価に繋がりかねない作戦分析には目もくれず、戦争犯罪などネガティブな発言部分のみ偏執的に掘り起こして番組を制作した模様。
戦死した軍人たちが浮かばれない。

『第一回 開戦“海軍あって国家なし”』
取材:右田千代 内山拓 吉田好克
ディレクター:横井秀信
制作統括:高山仁 藤木達弘

『第二回 特攻・やましき沈黙』
取材:吉田好克 横井秀信 内山拓
ディレクター:右田千代 黛岳郎
制作統括:藤木達弘 高山仁

『第三回 戦犯裁判 第二の戦争』
取材:右田千代 横井秀信 吉田好克
ディレクター:内山拓
制作統括:藤木達弘 高山仁

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