醍醐寺の桜 2022/4/4|青空の下に立ち現れた春の記念碑|α99 ARWとモーツァルトで贈る京都の映像詩
2022年4月4日。
私は、晴れ渡る青空の下の醍醐寺を、α99のARWで撮影した。
この日、私が何よりも強く拘ったのは、青空の下でこそ完全に立ち現れる、醍醐寺の桜の真価である。
春の光に満ちた空。
満開の桜。
そして、長い歳月を湛えた伽藍の佇まい。
それらが一つに重なった時、醍醐寺は、単なる名所ではなく、春そのものの記念碑として立ち現れる。
私は、その瞬間を、この作品に刻んだ。
音楽には、モーツァルトを用いた。
その澄明で気品ある響きは、青空の下に咲く桜の姿と、京都という都が永く湛えてきた美の記憶に、深いところで響き合っている。
醍醐寺の桜は、ただ華やかなだけではない。
その一瞬一瞬に、春の光、日本の美、そして時の移ろいそのものが宿っている。
だからこそ私は、この日の晴れの醍醐寺を、一篇の映像詩として、世界中の人々に贈りたいのである。