歴史的名演に滂沱の涙—尾高尚忠《交響曲第一番》と仁和寺 2026/4/8—
2026年4月11日の大阪フィル定期演奏会で聴いた尾高尚忠《交響曲第一番》を、歴史的名演として記録した一篇。
尾高忠明指揮、大阪フィル、フェスティバルホールでの深い感動と、4月8日の仁和寺の桜を重ねながら、その至上の旋律を世界に発信する。
2026-04-11
今日の大フィル定期演奏会は歴史的な名演…圧巻の演奏だった。
特に最初の演目である、尾高尚忠:交響曲第一番は至上の演奏だった。
指揮は尚忠の息子である尾高忠明、演奏は、本当に素晴らしい大フィル、会場は、今、日本最高の一つであるフェスティバルホール。
ステージの広さと天井の高さも日本最高級。
私は最前列から2列目の真中で聴いていたのだが、泣けた。
滂沱の涙だった。
戦前、戦中、戦後に、私の様な人間が生きていて、戦後間もなく、交響曲第一番を作曲したと考えたら、黙って分かるはず。
日本中の127都市が焼かれ、更に原爆2発を落とされた日本に作曲家は生きていた。
彼は私の様な人間である。
私は、彼の日本を愛する気持ち、有史以来、最高の民度の国として続いて来た日本の美しさ、素晴らしさに対する確信、信頼、信念。
これ以上に、優しく美しい旋律が、どこにあろうか?
とにかく、私は泣けた。
涙が溢れた。
涙が止まらなかった。
終曲と同時にスタンディングオベーションしなければならない。
それが至上の演奏に対する感謝の表明である。
だが、滂沱の涙と、深い感動の中で終曲。
私は、席に座ったまま、いつもより遥かに低く優しい拍手だけをしていた。
夕食を思い切り早く済ませ帰宅した。
YouTubeで今日の演奏に最も近いものを選択し4/8の仁和寺と共に世界に発信しよう、と。
2011年:尾高忠明&N響が出て来た。
また泣けた。
上記の旋律が我が家のパイオニア・エクスクルーシブを通して流れて来たからである。