日本独自の縄文世界と日本人の感性――三内丸山遺跡、稲作、前方後円墳、遺伝子論から見る日本の起源

2019年8月16日発信。
高山正之氏の著書『韓国とメディアは恥ずかしげもなく嘘をつく』前書きの続きとして、日本独自の縄文文化、三内丸山遺跡、縄文期の稲作、前方後円墳、長浜浩明氏の遺伝子論、日本人のY染色体、アイヌ・沖縄人論を通じて、日本人の起源と感性を論じる。
司馬遼太郎の朝鮮半島経由文化論、朝日新聞、支那・朝鮮による対日批判を批判し、日本人の感性が持つ歴史認識の正しさを主張する論考。

2019-08-16
大陸や半島から孤立した日本独自の世界があった…
渡来人など来なかったことを示す証拠も出始めた。
青森の三内丸山遺跡など新たな縄文遺跡の発見だった。
以下は前章の続きである。
大陸や半島から孤立した日本独自の世界があった
渡来人など来なかったことを示す証拠も出始めた。
青森の三内丸山遺跡など新たな縄文遺跡の発見だった。
放射性炭素測定でそれはどの人類文化史より古い1万5000年前、日本列島ではすでに人々が集落を営み、栽培し、土器で煮炊きしていた。
集落には共同作業場もあった。
物流もあった。
北海道の黒曜石や糸魚川の翡翠がここで見つかっている。
もっと驚くべきは九州で7000年前の縄文遺跡からは稲作の跡も見つかった。
渡来人が来ないでも弥生文化は生まれていた。
この新しい縄文文化の発見で日本人の形も見えてきた。
日本人は孤立した世界にいた。
その世界は豊かだが同時に地震噴火洪水など際限ない災厄を包含し、人々は災害に見舞われれば助け合い、実りがあれば分かち合って長い時間を暮らしてきた。
人々は多くを語らないでも相手の思いが分かる世界に二つとない言語世界を生み出した。
支那人が喉から口までラッパ状にして己の意見を主張する。
朝鮮人は相手を言い負かすために喧嘩腰の喋り方をする。
日本人がそれらとまったく違う話し方をするのはまさにそうした背景があるからだ。
縄文文化は司馬遼太郎の言う「文化は朝鮮半島を経由してきた」説も物証が否定する。
縄文期の稲作もそうだし、古墳時代の前方後円墳もそうだ。
文化は水と同じに低きに流れる。
文化のない半島に日本から文化が伝えられたいい証拠だ。
朝鮮側もそれが分かっているからあっちにある前方後円墳を首のところで切り離し「朝鮮独自の円墳と方墳スミダ」と言い訳する。
その辺は記紀に書かれている。
百済や新羅の王には日本人がなっていた。
あちらの民度が嫌になって素戔嗚尊(スサノオノミコト)以下、みな引き揚げてきた。
それでも渡来人説は消えないが、長浜浩明『日本の誕生』(ワック)が最近の遺伝子論で説明している。
要約すれば女性のミトコンドリアと違って男性のY染色体は各民族で明瞭に違う。
「日本人のY染色体は朝鮮人とも支那人とも共通性をもたない」「沖縄人は日本人と同じだがアイヌは全く違う」「アイヌは12世紀に渡来した」という。
日本人は大陸と血縁関係もないと分かって多くの人はほっとしたと思う。
何でそう感じるか。
国際化が進み、最近は日本人の感性や意識にまで外国人、とりわけ支那、朝鮮人が土足でずかずか入り込む。
日本人は女性蔑視だとか残忍だとか、理解を超えた中傷をする。
とくに先の戦争について受け入れがたい非難中傷を浴びせる。
「それは違う」と日本人の感性が思っても、中には司馬遼太郎みたいな日本人もいる。
支那朝鮮人と組んで日本を蔑んで喜ぶ。
朝日新聞もそうだ。
本書は雑誌『正論』の巻頭の最後の連載をまとめたものだ。
米国のこと、中東のこと、支那朝鮮のことから国内事件に至るまでテーマにしてきたが、その基本は「日本人の感性がヘンだと思ったもの」の掘り下げに置いた。
それは縄文の誤解と同じに、ヘンだと思ったことはヘンだった。
日本人の感性が思った以上に正しいことを示し得たと思っている。
周辺の国は悪意で臨んでくる。
日本は侵略国だとか、勝手に既成の事実風に言う。
そういう感性も民度も違う相手をどう読めばいいか。
その参考になれば幸せだ。
令和元年
高山正之

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