中国という国家そのものまでウソ――「人民共和国」を名乗り続ける羊頭狗肉の国家

2020年2月17日発信。
黄文雄氏の著作を紹介しながら、「詐欺師だけが本物」とされる中国社会において、国家としての中国そのものもまたウソでありフィクションであるという論点を扱う。
中華人民共和国には「国民」も「共和」もなく、毛沢東時代の革命国家から鄧小平以後の国家回帰へと完全に方向転換したにもかかわらず、なお「人民共和国」を名乗り続ける矛盾を「羊頭狗肉」として批判する。

2020-02-17
国家への回帰を目指すことが国是国策となったのだ。
それでも、国名だけは相変わらず毛沢東の「人民共和国」を名乗っているのは、「羊頭狗肉」そのものである。
以下は世界有数の中国通の学者である黄文雄さんの著作からである。
日本国民のみならず世界中の人が必読の書である。
本稿は前文のみならず中間部分も大幅に省略していますが、言うまでもなく、それらも全て必読の箇所です。
日本国民はどうぞ最寄りの書店に購読に向かって下さい。
国際社会で中国や韓国の反日プロパガンダを真に受けて来た人たちは本稿で、真実を認識して下さい。
◎中国という国家そのものまでウソ
「詐欺師だけが本物」の中国は、「すべてがウソ」だけではなく、中国という国家そのものがウソであり、フィクションである。
中略。
中国そのものが「一つの国家」というよりも、「一つの天下」であるとも自称している。
いずれにしても、国家といっても決して安定はしていなかった。
遠い古代から「一つの国家」と呼ぶには無理がある。
中国史を見るかぎり、「一治一乱」「統一と分裂」というように、国家と天下のあいだを繰り返し往来してきたので、一貫して不安定だった。
国家を目指していても、あるいは天下としても国家としても、多元的な社会・文化・文明を無理やり一つに定めることが難しいのではないだろうか。
中略。
①いままで中華人民共和国の実態は、「国民」もなく、「共和」もない国だといわれてきた。
「国民」がいないのはさておき、「人民」ならたしかに存在する。
②中華人民共和国は、第2次世界大戦後の国共内戦から生まれた国家だ。
毛沢東語録のなかでも、「政権は銃口から生まれる」は有名である。
「平等」を求めて、「世界革命、人類解放」を目指し、人民共和国は国家の存在を否定して、社会主義世界の建設を目標にした。
しかし、鄧小平以後の人民共和国は、まったく逆である。
国家への回帰を目指すことが国是国策となったのだ。
それでも、国名だけは相変わらず毛沢東の「人民共和国」を名乗っているのは、「羊頭狗肉」そのものである。
③「支那」に変わって「中国」と呼ばれるのは、近代になってからである。
後略。

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